テーマ:免疫細胞療法を受けましょう!
こんばんは。
以前情報提供した内容です。
再度、皆さまに知っていただきたく。
私も今、キャンサー抗原提示するHLA-24が発現しているため、
樹状細胞ワクチン療法の対象となり、
定期的に投与してい、ます。
同時に、合間合間に
活性化自己ナチュラルキラー細胞移入療法(60%がNK細胞、
40%がT細胞です)を投与しています。
標準治療分子標的薬アバスチンで、キャンサーをしっかり弱らせて
(NO CHANGEさせて)、上記を投与すると効果がしっかり出ます。
免疫を抑制しない治療をいろいろと組み合わせることが重要です。
ご参考まで。
肺がん患者には朗報で勇気沸きますよ!
http://www.seren-clinic.com/054520case04/#case_h
肺がん
がん免疫療法ならセレンクリニック(免疫療法・がん治療)
肺がんが、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由
セレンクリニックでは、標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な肺がんの克服を目指しています。
がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に応用した第三世代のがん免疫療法(NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法などがあります。
このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、肺がんに対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が臨床的に有益であることが、国内外のがん治療研究(国立台湾大学や九州大学など)で明らかになっています。
セレンクリニックは、国立大学研究所にて行われた、日本初の「自己がん組織を用いた樹状細胞ワクチン療法臨床研究」の治療技術ノウハウを導入しています。
現在、この技術をさらに改良した「樹状細胞ワクチン療法」を提供できる体制を整えております。
手術、抗がん剤が困難な肺がんの患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法
東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。
また、2005年に発表された国立台湾大学で行われた自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法では、従来の化学療法が無効で他の治療法がなかった患者さまに対して6割に肺がん(非小細胞肺がん)の縮小や進行が停止した例を認めております。
(Chang GC, et al. A pilot trial of vaccination with dendritic cells pulsed with autologous tumor cells derived from malignant pleural effusion in patients with late-stage lung carcinoma. Cancer. 2005, 103 (4): 763-771..)
樹状細胞ワクチン療法の特長は三つあります
1.副作用がほとんどない
2.手術・放射線療法のように局所だけに抗がん効果を示すだけでなく、全身に転移したがんに対して効果を示すことができる
3.患者さまのがんの特徴(顔つき)を体の中の免疫細胞に記憶させておくため、再発したときも監視・防御を続ける事ができる(ワクチン効果といいます)
標準治療の選択肢がなくなってしまった患者さま、標準治療を希望しない患者さまだけでなく、標準治療と併用することにより高い効果を期待する患者さまにとって、多様ながん治療を希望される患者さまにとって、樹状細胞ワクチン療法は、科学的エビデンスに基づく信頼性の高いがん治療選択肢になるといえます。
セレンクリニックのがん治療をお知りになりたい方は、無料医療相談にお越しください。
なお、紹介状と医療情報(血液検査、画像検査)を持参いただければ、より詳細な情報が得られます。是非ご相談下さい。
肺がんに対する免疫化学療法【症例】
転移があり胸水貯留がみられ、標準の抗がん剤が副作用のため使用できなくなった進行した第IV期肺腺がんの患者さまに対して、副作用の少ない経口(飲み薬)の抗がん剤に変更、樹状細胞がんワクチン療法を行ったところ、良好な治療効果を得ることができました。
Case
60歳代、男性
診断名:肺がん(腺がん、StageIV)、両側肺門リンパ節転移、胸膜転移、肝転移、骨転移(椎骨、仙骨)
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
現病歴:上記診断のため手術適応なし
2007年9月~ 化学療法(TS-1+カルボプラチン+パクリタキセル)を3セット
2008年1月~ TS-1+カルボプラチン → 副作用のため経口(飲み薬)抗がん剤TS-1のみに変更、腫瘍マーカーの減少を認めるも、CTにて腫瘍増大、多発性に転移を認めた。
2007年3月~ 人工抗原を用いた樹状細胞がんワクチン療法を1セット(5回投与)施行した。
同年6月に撮影したCT画像にて、肺がんの著明な縮小を認めた。
同がんは、PET検査において「生きたがん細胞は認めず、瘢痕である」との所見が得られた。
さらに、胸水消失、肝転移も消失し、リンパ節転移、骨転移は著明に縮小した。
以上