こんばんは。
以前、ご相談を受けた方ですが、
免疫細胞療法と分子標的薬のザーコリの併用を
検討しており、わたしのブログをご覧になって相談に来られました。
なんでも順天堂分院の女性主治医が抗がん剤専門医のため、
免疫細胞療法となると、嫌悪感丸出しだったそうです。
実際に私も経験がありますが、大病院の医師90%は免疫細胞療法を未だ認めない、
興味を示さないのが実態です。
しかし、それは、免疫細胞療法を選択肢の一つとして考えているあなたが、正しく、
反対する医師が間違っています。
多くの医師が、免疫細胞療法の選択を嫌悪するのは何故か?
1.医学部時代のカリキュラムで免疫細胞療法にほとんど触れない。
研究途上だが、現時点では、医学的根拠(エビデンス)が確立されてないと、
学習しているため。
2.医師免許を取得したあと、多くの国立・公立大病院や、大学病院でも
○○の一つ覚えのように厚生労働省が保険適用にした標準治療だけを
エビデンスと洗脳され、そこで、思考がストップし、免疫細胞療法を邪道だと、
効果が無いと決めつけている。
⇒実際に実施している病院やクリニックのデータをしっかり見ない。
つまり、思考にストップがかかっている。
3.免疫細胞療法は、保険適用になると、培養薬剤と培養機器にコストが
かかるのみで、
正直、製薬会社も医療機関ももうからないため、
特に製薬会社の認可に裏猛反対が大きい。
接待を受けている医師たちは、当然、製薬会社側につき、
医師会を通して、厚生労働省と一緒になって、保険承認反対の姿勢を打ち出す。
4.そして、なんといっても、抗がん剤効果の論文や製薬会社への効果フィードバックが
できないからである。
つまり、心では、免疫細胞療法は20%程度の確率で効果があると分かっているからこそ、
抗がん剤の効果なのか、免疫細胞療法の効果なのかが、分からなくなり、
正確な論文をかけない、製薬会社に対し、
純粋な抗がん剤効果のフィードバックをできないからである。
何よりも、健康食品やサプリメントを摂取してもうるさくないのに
免疫細胞療法となると、いきなり目くじら立てるのは、
実はそれが効果があるかもしれないと分かっているからなんです。
だから、over responseするわけです。
裏を返せば、免疫細胞療法は効果があるということです。
もちろん万人に対してではありませんが。。
以上
おおきな理由と考えられます。
免疫細胞療法を受けたいとコメントするときの医師に嫌悪反応の代表例は
1)そんなもの保険適用になっていないということは、効果がないということですよ。
2)もし、効果があるなら、世界中で普及してますよ。
3)副作用がでるかもしれませんよ、抗がん剤との併用では。
4)免疫細胞療法は、エビデンスある治療ではないので、主治医の方針通りに
従わず、それを受けるなら、当院を出て行って下さい。
まあ、こんな感じですよ^^
※では、どう切り返すか?当初は私も主治医から、そうでしたから。
①免疫細胞療法と抗がん剤で副作用が大きく出たという症例は、
どの医療機関、文献、医師に問い合わせしても
全くありませんよ。
むしろ抗がん剤で骨髄抑制に打撃を受けあと、
免疫療法で、大切なリンパ球が復活してきますよ。
②まだ研究と中とはいえ、厚生労働省が先進医療として、認可しているのですから、
もし抗がん剤との並行治療で重大な副作用が、いくつもの症例があれば、
即座に中止勧告や社会問題になっているでしょう。
それは、現在においてそのような事態は無く、世界的にも第4の治療ということで、
むしろ免疫細胞療法の研究は欧米を中心に勧められていますよ。
③私は、1年程度の延命治療を望んではいません、満足もしません。
これから30年以上生きるつもりです。
これが、私の人生方針ですが、先生の標準治療だけで、
それが実現できますか?完治を見込めますか?
もし、断言できなければ、標準治療だけでは不足ということですね。
ならば、先進医療や東洋医学、栄養学、精神医学を積極的に取り入れる
統合医療、テーラーメイド医療が、30年以上いきるためには必要ですよね?
標準治療は1~2年の延命でいいと先生はかんがえているのかもしれませんが、
私は、これから30年以上いきる方針があります。
そのためにあらゆる可能性を取り入れていく必要があると、
私は確信します。
免疫細胞療法、血管内治療、超高濃度ビタミンC点滴療法、鍼灸、
栄養のレベルアップ、光線療法を
標準治療にプラスアルファで、取り入れる必要があると私は確信しています。
③治療の最終選択は患者にあります。それは法律で認められています。
④抗がん剤と免疫細胞療法の組み合わせに重篤な副作用があるなら、
そのエビデンスを書面で示して下さい。
セカンド、サードオピニオン、場合によっては、先進医療として認めた
厚生労働省に問い合わせしてみますから。
⑤尚、セカンド、サードオピニオンは、抗がん剤標準治療実施機関で、
免疫細胞療法も受けている患者さんを抱えている病院に問い合わせしてみる
予定です。
たとえば、
・順天堂医院(お茶の水本院)
・慶應大学病院
・東京医科大学病院
・東大病院
・久留米大学病院
・東京女子医大病院
・九州大学病院
・横浜市立大学病院
を候補にし、副作用の症例もそのエビデンスもない場合、
意見書を書いていただきますが、よろしいですね?
⑥パクリタキセル、カルボプラチン、シスプラチン、アリムタ全て、
吐き気の副作用がありますが、ステロイドや制吐剤でコントロールできるまで
医学は進歩していますから、ザーコリーも当然吐き気対策のプロトコルは
あるのではありませんか?
⑦第一選択薬にザーコリを反対するか賛成するかをセカンド、サードオピニオンを
とり、意見書を書いていただきます。
ということで、法律で認められているセカンド、サードオピニオンを
とるためですので、診療情報提供書を至急作成をよろしくお願いします。
と、切り返すでしょうね^^
こんな感じで、私の主治医(国立国際医療センター)は、免疫細胞療法受診を
認めてくださいました。
患者が賢くなれば、医師も舐めると怖いな、この患者と少しは思わせることも
必要です。ただし、信頼関係を破壊する大きな喧嘩はいけません。
あくまで、対話のなかで、少しプレッシャーを医師にかけるのです。
私は免疫細胞療法を2年受けているおかげで、
1つの病変を除き、おかげ様で、ウルトラロングステーブルです。
このところ徐々に大きくなってきた病変をコントロールするために
アバスチンを1年半ぶりに再開しました。
前回検査では、それが進行にストップがかかった様子です。
長くなりましたが、ご参考くださいね^^
免疫細胞療法成功日記くんより