戦争をなくす唯一の方法と文明転換の時代 | 螢源氏の言霊

戦争をなくす唯一の方法と文明転換の時代




世界平和のために、戦争を知る必要がある。

反戦や厭戦だけでは平和にならないからだ。



私は平和主義者であり、戦争研究家だ。

その時代ごとの戦争の本質や、起こる原因を解き明かしていこう。





①古代~中世までの戦争
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原因:土地経済封建主義




戦争の本質とは「地と血への執着」だった。


つまり、土地と血統を守りたかったがため、人類は古代からずっと争ってきたのだ。


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あなたは食べ物はどこで入手するだろうか?

たいがいの人は店で買うだろう。


だが昔は今と違って、商業があまり発展していなかったので、農業がメインだった。


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農業をやるためには土地がいる。

しかし土地にも質の違いがあり、いい土地をめぐって奪い合いがたびたび起きた。


これが戦争の原因の一つ目だ。

だからあんなに合戦が起きていたのだ。


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そりゃ土地にも執着したくはなる。

これを土地経済という。


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今なら商業が発展しているので、農業をやる必要もないし、どこに住んでも大丈夫だが、昔はそうはいかなかった。


それに現代では貨幣経済なので、だいたいのトラブルは戦闘ではなく、金で解決できる。


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そして、戦争の原因の二つ目が血統だ。


今の民主主義の政治や資本主義の企業なら、だいたい信頼できる人物を後継者にする。


だが、なぜか昔の人たちは血統を重視して、息子や一族などに後を継がせたがったのだ。


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これを世襲制というのだが、どんなに身内のデキが悪くても、決して他人は継がせない。

もし他人が継げば、それは断絶だ。


関ヶ原の戦いだって、世襲と相続をめぐったトラブルが原因である。


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現代においても大抵、ゴタゴタを起こすのは同族企業や伝統芸能だ。

基本的に家族はケンカしやすい。


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血統により受け継がれた君主が、自分ために働いて(戦って)くれた家来や農民たちに、土地をあげる。


これが、封建主義というヤツだ。


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古代から近代までこの仕組みだった。


日本の中世でいえば、御恩と奉公にあたる。





②近代~現代までの戦争
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原因:貨幣経済資本主義




近代から現代において、経済や商業、つまり資本主義の社会が発展してくれたおかげで、地や血をめぐる争いはまず起きなくなった。


武力闘争ではなく、書類手続によって競争や解決ができるようになったからだ。



資本主義も悪いことばかりではないようだ。


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では、なぜ現代でも戦争は起きるか?


それは土地経済に代わって、貨幣経済が発展し金の力がモノをいうようになったからだ。


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小さな争いは金で解決できるが、今度は逆に金が大きな争いを招くようになったのだ。


現代、世界で起こっているすべての戦争は、通貨発行権をめぐる争いが原因である。


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みんな金を印刷できる権利が欲しいがため、奪い合って戦争をしているのだ。


すなわち銀行だ。



通貨を発行するのは中央銀行だからだ。


その国の銀行を乗っ取って、通貨発行権さえ手にすれば、政治も経済も意のままに牛耳ることができるからだ。


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支配者とは、通貨発行権を手にした者だ。


これこそ金融というヤツで、このシステムを作ったのが、あのロスチャイルド家である。


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これら金融や貨幣経済の後押しをしたのが、他でもない資本主義であり、今度はかえって戦争の原因にまで成り下がってしまった。


世界大戦だって通貨発行権の争奪戦だった。


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日本銀行もアメリカ中央銀行であるFRSも、ロスチャイルドとロックフェラーが牛耳っているそうである。


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政府は通貨発行権をもっていない。


ヤツらから、通貨発行権を取り戻そうとしたアメリカ大統領もいたが、みんな消された。


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争いの解決のため、金(貨幣)があったはずなのに、いつしか争いの元凶になった。


貨幣経済・資本主義になり、土地(農本)や血統(伝統)よりも、金が価値をもった。


地と血から、「」への争いになったのだ。



三菱東京UFJの〝事件〟も記憶に新しい。
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どうやら仮想通貨(暗号通貨)を発行して、誰でも使えるようにするらしい。


仮想といっているが、これは日本円に代わる立派な通貨であり、三菱東京UFJが独自で通貨発行権を持ったことになる。



これが争いの原因にならなけれな良いが…。





③普遍的な人類の戦争
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原因:支配自我




今度は、もっと原始的かつ根本的なところを掘り下げてみよう。



実は戦いをしてきたのは狩猟民族ではなく、農耕民族のほうだったのだ。


狩猟民族のほうが勇猛果敢に戦う、といったイメージがあるが、殺すのは動物だけだ。


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しかし、農耕民族は自分たちの畑や田んぼを守るためにヨソの人間ならば殺す。


縄張りがあるからだ。


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狩猟民族は、農耕や採取だけをすれば生活ができるので、いちいち争ったりはしない。


狩猟民族=縄文人、農耕民族=弥生人だが、戦争が始まったのは弥生時代からであって、縄文人はとても平和に暮らしていた。


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今でも飢餓からの回避や、資源や食料を奪うために争いが起きるが、なぜ欲しがるのかといえば誰かが持っているからだ。


実は飢餓の原因は、天変地異や気候変動だけではなく、食料が買えないことが実際だ。


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もしも、今の日本で輸入がストップすれば、食料自給率がほぼゼロに等しいので、間違いなく国民のほとんどが餓死するだろう。


経済が破綻でもしたら、簡単にそんなことが起こってしまうのだ。


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食料が売っててもクソ高いから買えないし、盗めば窃盗罪になる、木の実でも食おうにも自然は開発されて山の恵みは存在しない。


そもそも、山から何かを採っても犯罪だし、畑はセキュリティが固いし、田んぼのイネを盗んでもすぐに食えないから意味がない。


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縄文人のように狩猟採取で生活しておけば、こんなハメにならずに済んだのに…。


そうして食料をめぐって争いばかりになり、経済なんて格差と飢餓を生むだけだったと、ほとんどの日本人がそう思うだろう。


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で、食料をもっているのは、一部の力のある権力者の連中ばかりで、〝難民〟たちの間に格差、独占欲、支配への怒りがこみ上げる。


日本では弥生時代から国というものができ、首長という権力者の支配によって、力のあるヤツが食料=米を独占するようになった。


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これが支配と格差の始まりであり、なにより戦争の始まりでもあったのだ。


もちろん、稲作によって食料を「所有する」という概念ができたのは、温暖な気候から、急に寒くなって食料難になったせいだ。


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だが、現代においては気候変動があっても、たくさんの備蓄でまかなえるし、損得勘定を抜きにすれば、難民なんて発生しない。


それができないのは、資本主義の経済という支配が存在するからである。


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支配者たちは、人間の食欲や生存欲求という自我や恐怖を利用して、洗脳して支配する。


食欲があったとしても飢えないとは限らず、生存欲求があっても死んでしまう時もある。


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食えないかも、死んじゃうかも…権力者はそんな自我と恐怖心で支配する。


無欲でも人は生きているかもしれないのに。



支配は自然の恵みを独占し、それらにすべて値をつけ、人間の労働力を対価に払わせて、つかの間の偽りの自由を与える存在である。


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自然は、まずは無限の恩恵を与えて、人間がそれに応えて奉仕をする。


しかし支配は、まずは人間に奉仕をさせて、制限された恩恵を対価として与える。


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自然は、恩恵(資源)→奉仕(活動)
支配は、奉仕(労働)→恩恵(給与)



というように、順序が正反対なのだ。

自然は無償の愛支配は条件交換だ。


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土地経済、封建主義、貨幣経済、資本主義…


これらも全て支配である。


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もっと究極的にいえば、戦争が起こる理由は「人間だから」としか言いようがない。


いや、人間というか「自我」こそ本当の自分であると思い込んでいることが、すべての争いと不調和の原因である。


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WAR(戦争)の語源は、We Are Right(我々は正しい)であるという話があるが、たしかに的を得ているかもしれない。


みんな自分が宇宙一マトモだと思っている。

だが、相手も同じことを思っているのだ。


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争いをなくすためには、人間をやめて超人に進化でもすればいいだけだが、結局のところ一人一人の意識や心の問題にいきつくのだ。


超人進化のために、「人間型ゲシュタルト」すなわち自我が自分であるという思い込みと洗脳を崩壊させる必要がある。


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これを真我の覚醒や、霊止乃道ともいうが、世界中の宗教の創設者たちも、最初はこれを目指していたのだ。


しかし、宗教はやがて組織的な商売となり、やがて戦争の元凶にもなってしまった。


宗教解体も世界平和に必須である…。





④戦争をなくす方法
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原理:フリーエネルギー無条件恩恵



このような戦争の本質的な理解も必要だが、やはり根本的に世の仕組みを改めなければ、決して争いは消えることはないだろう。


戦っている真っ最中に人は改心できない。


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世界平和のためには、資本主義を解体することが一番の方法となった。


それをするため、石油文明を基礎としている近代合理主義を崩壊させ、新文明に転換する必要があるのだ。


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ちなみに、私は資本主義を批判しているが、共産主義者でも社会主義者でもない。


まだまだ資本主義のほうがマシだと思うが、もう時代遅れになっているのではないか。


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資本主義の基本は、闘争により経済の発展を促すものだが、それは戦争と同じ構造だし、結局のところは無限のラットレースである。


人間の自我、すなわち欲望と恐怖を煽って、奉仕(労働)により、恩恵(給与)を与えるという支配の下では、まず争いは消えない。


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解決策はある。

自然と同じく、最初に恩恵を与えれば良い。


これがベーシックインカムや不労所得というものだが、以外と人はまず生活が保障されてからの方が大きな働きができるものである。


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私はこれを無条件恩恵と呼んでいる。



その実現のため、フリーエネルギーの普及が必須のものとなるだろう。


実はもうフリーエネルギーは存在している。


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しかし、普及を妨害しているのが、石油王のロックフェラー家であり、石油エネルギーに依存させて戦争を起こさせているのだ。


その頂点にあるのがイルミナティ…。


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イルミナティによる石油文明を崩壊させて、近代合理主義と資本主義も解体する。


だが、ヤツらを打倒しようなどと考えれば、それはそれで新たな争いが生まれるだけで、まず太刀打ちできるような相手でもない。



なので、ここはヤツらに「無血開城」をして貰う他ない。


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石油文明や支配システムを解体できるのは、他でもないそれを作ったヤツらだ。


そろそろ次の文明へバトンタッチのために、政権譲渡への速やかな準備を願いたい。


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それによって世界平和は一気に加速する。

ついでにフリーエネルギー普及が可能なり、環境問題も解決する。


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これこそ私のいう「未来調和主義」である。


すでに、800年周期の文明転換期に突入し、調和のみずがめ座の時代にもなった。




世界平和は反戦運動などでは実現しないし、環境問題はペットボトルのキャップの分別で達成できるもではない。


もちろん、それらの全人類の諸問題に意識を向けるのは大事だが、もっと根本的な原因を解き明かすことで、解決が加速していく。




土地にも血統にも、通貨にも自我にも…。

執着せずに生きていける時代が始まった。



世界平和は必然的な結果である。