使えない筋肉なんてないという話 | パーソナルトレーナー野村昇平のボディーメイクブログ

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パーソナルトレーナーの
野村昇平です!


ウェイトトレーニングでつけた筋肉は

見せかけだから意味がないよ

とか

マシンでつけた筋肉は

使えない筋肉なんでしょ?

もっと柔らかい筋肉をつけないとダメだよ

とか

野球の筋肉はグラウンドで作る

ゴルフの筋肉はゴルフ場で作る

などなど

巷でよく聞く話かと思います!


先日もこんな記事が上がっていて

うーむ?と思うことがありました!

出典 Yahoo!ニュース


パーソナルトレーナーという立場からと

アマチュア相撲を行なってきた視点から

この件について少し触れてみたいと思います!


まず言いたいことは

使えない筋肉などないということです!


筋肉という物質は筋肉なので

スポーツで使えるようにするのか

使えない状態にするかは

別の話です!


まず大前提にあるのは

筋肉は筋肉だということです!


普通すぎるのですが

まずここを抑えておかなければ

土俵でつけた筋肉は柔らかくて質がいい

という様な話が出てきがちですが

ウェイトトレーニングでつけた筋肉も

相撲でつけた筋肉も

物質としては全く同じ物という事です!


では

実際に使える筋肉と使えない筋肉は

何が違うのか?といえば

効率よく体を動かせるのか

効かせるのが得意なのかという話になります!


使えない筋肉といわれがちな

ボディビルダーはなぜ使えないと

言われるのかといえば

筋肉の効きグセがついてしまっている為です!


効きグセとは何かといえば

ボディビルダーは

1つの筋肉だけを使い切る能力がとても高いです!

専門用語ではアイソレートさせるともいいます


いわゆる

大胸筋だけ使い切る、二頭筋だけ使い切る

というように

単一的に筋肉を使い切ることが上手いです

 
これを人間の動きとして捉えると

非効率的な動かし方がうまいという事です!


例えば

引っ越しの時に

タンスを運ぶという作業を行う場合

普通の人であれば

色々な筋肉をうまく協調、連動させて

全身を使って

効率よくタンスを運ぶことが出来ます!


しかし

ボディビルダーの場合は違います!


筋肉を効かせることが得意であると

沢山の筋肉を協調、連動させる事が難しく

1つの筋肉だけで

この場合であれば腕の筋肉だけ動こうとします


その為に効きグセがついていることで

腕の筋肉だけがパンパンに張って

パンプアップしてしまい

動作不能の状態となってしまいます

これがいわゆる

あいつトレーニングしてるのに全然使えないな

見せかけの筋肉つけてるよ

みたいな話になります!


筋肉はエンジンなので

エンジンが大きいほど強い力を出せます

エンジンを大きくしてから

スポーツで使える筋肉にするには

全身を連動させて筋肉を動かしたり

バネを使うトレーニングを取り入れます

いわゆる

クイックリフトや
(オリンピックの重量挙げ)

プライオメトリクス
(ジャンプなどを用いる爆発的トレーニング)

といわれるトレーニング方法です!


エンジンを大きくして

体のバネを使い

全身連動させて動かせるようになると

スポーツにも活きたトレーニングとなります!


目的目標はとても重要です!


いつも言いますが


トレーニングの世界でも

目的目標にあった

最適な方法でトレーニングを行いたいですね!



使える筋肉使えない筋肉については

この本がオススメで参考にさせて頂いてます

谷本道哉先生の
(最近だとNHKの筋肉体操が有名ですね)


がオススメです




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