詩、


「クリアーハニーサニー」





同じ晴れでも ふと 特別に気持ちいい晴れがあり


それは


空が違うでも 雲が違うでも 


風や国や太陽が 特別なのではなくて


僕だ


僕がちゃんと 気持ちよく感じられているのだ



太陽のそばで幻日


光はいつも光なんだと改めて思う



ぜんぶ 忘れたい


忘れたら困るものだけ残して 忘れようとすると


結局 あまり忘れられない



チチチチリ チチチチリ



燃える前 着火する寸前の 音 風 匂いと僕



同じ晴れだ


たぶん いつもと同じく クリアーだ


ハニーだ


とにかく サニーだ


そして ちゃんと気持ちいい




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