6月も下旬に入り、雨の日が続きますね。今日は東北から九州まで見事に雨マーク。こんなに青、青、青の傘マークの中で、沖縄と北海道の晴れマークが眩しいです。
いやぁ、梅雨なんでしょうね。
それにしても、金曜日の雨はすごかったです。普段、外回りをすることのない私にとって、たまたま電車とバスを使って移動の多い一日。そこでの雨は、ほんと(久しぶりに)雨の鬱陶しさが、革靴の中にシミました。
そんな中、都知事選が始まりました。街中には、選挙ポスターのボードが設置され、SNSでの話題作りなのか何なのか、荒らされている場所も多いですが、小池体制継続か否かの選挙の構図で、一票を投じる先を考える二週間の始まりです。
今週からは、街宣車が走り、駅前では演説も多くなるんでしょうね。明日からも雨が続きそうですが、声が届くかどうか。一人でも多くの足が、投票所に向くような選挙になればいいですね。
直接選挙でトップを決める訳ですから、その人の資質と、周りをどれだけ動かせるかの引きの強さみたいなモノを重視したいです。
さて、原チャリ時代にピリオドが打たれるようです。
高校生になって、原付の免許を取る。校則では、喫煙とアルバイトと並んで「3無い運動」などと言われ、バイクも乗らない、なんてのがポスターにもなっていましたが、中学時代の自転車から、原付バイクに変わるだけで行動範囲がグッと広がった時代を生きた身としては感慨深いです。
ヤマハのJOG、ホンダのDio、オシャレな女子はベスパに乗って、街中を移動していました。特に、京都で高校と大学時代を過ごした私の足は、もっぱら原チャリでした。
そう言えば、最近、めっきり原チャリを見ませんもんね。京都と東京という場所の違いなのかと思っていると、やはりホンダの原チャリの売上げはピーク時に比べて大幅に下がって、排ガス規制も加わって、生産を止めることにしたそうです。
駅まで歩いたら15分かかる距離。そんなときにちょうど良かった原チャリ。その用途がなくなった訳ではないと思うのですが、選択肢として原チャリが選ばれなくなったんでしょうね。
京王線の駅では、電動のキックボードLUUPが並び、アプリで簡単に借りることができます。ちょっとした移動なら、それで十分。自分で所有するという感覚から、必要な時だけシェアする、という考え方にシフトしてきましたからね。
それも原チャリの終わりに繋がったのかも知れません。
ポケベルやPHS、ガラケーが遺産になった今、原チャリの息はそれらよりもずいぶん長かったとはいえ、いつかは終わりって来るものですね。
ちなみに、先述の電動キックボード。駅から10分ほど歩くようなマンションにも設置されていて、家と駅の行き来に使用することも出来そうですね。私は使っていないので詳しくないですが、サブスク的なお得な料金があったりするんでしょうかね?
今、終焉を迎えそうなものって何だろう、と考えます。
ノートパソコン。これは、どうですかね。リモートワークが増え、オンライン商談も一般化したので、デスクから会議室やブースに移ってオンラインをするとき、ノートパソコンは便利です。
軽量化を極めるという方向性は、タブレットにとって替わられるような機能しか持たないのであれば不要ですが、デスクトップ並みの機能を持たせた上で、移動出来るという用途で、ノートパソコンは残りそうです。
スマホ。これは、この後の生成AIがどのデバイスを使うか次第で残るか消えるかは大きく左右されそうですね。ただ、まだまだ残りそうですよね。
テレビ。これは、もうそろそろ終わりが見えてきてます。コンテンツがデバイスを選ばなくなったのでその中のテレビって、やっぱり時代に合わなくなってきたんですかね。
かつて、三種の神器と言われたテレビ、冷蔵庫、洗濯機。その中で、テレビから終わっていくとは、なかなか考えられなかったでしょうね。やはり必需順ですかね。
いや、テレビが終わった訳ではなくて、つまりコンテンツとしては発展していても、ハコとして、テレビの使い勝手が悪くなったのか。
白黒テレビからカラーテレビになって、ゲームに使われて画質がどんどんよくなって、画面も大きくなって。その方向へ極めていって、高額化しても需要が付いてこないんでしょうね。
CDプレーヤーやコンポが消えたように、いつの間にか、思ったより早く消えるかも知れませんね。一人暮らしの若者の部屋に、テレビは初めからありませんからね。私が一人暮らしの頃、テレビがない生活なんて考えられませんでしたが。
本、雑誌、ノート、筆箱、地図帳に辞書。これらも中学生の宿題がタブレットでデータ提出になっている今、無くなっていくこともあり得ます。
リュックにパンパンに詰めたそれらは、一枚の薄いタブレットに全部入って、「読む」から「聞く」へと頭へのインプットが変わり、「書く」から「打つ」「喋る」へアウトプットが替わっていくんでしょうね。
読み・書き・そろばんの前、昔の人は、インプットは聞いて、アウトプットは喋ってました。やっていることはその時代へ戻っているかのようですが、介してるものが、「データ」なので、それも全世界と繋がる情報なので、広がりと深さは凄まじいです。
情報Ⅰが大学共通テストの科目に加わり、1つの必須として認識されるようになった今、いろんな角度から情報と向き合いたいですね。
結局の所、情報とコミュニケーションをどうデザインするか。ランニングし始めたらコンピューターにお任せすればいいのですが、その枠組みを作るのは、やはり、あくまでも人間でいたいですからね。
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