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今日は父の日。朝6時半に部活に出かける息子が、寝起きの私に「いつもありがとう」とサプライズでプレゼントをくれました。うなぎ!去年、感動するほど美味しかっただけに、今年も食べられるので楽しみです。ありがとう。

それにしても、去年の今頃は、交通事故にあって鎖骨骨折していた息子。一年ってあっという間ですが、骨折して字もかけなかったの、まだ一年前か、とも思う不思議な感じです。

梅雨入りも遅れて、季節外れに暑い日が続くので、うなぎでパワー、つけます。

それにしても子供って、小学生から中学生になると、一気に親と離れて行動するようになりますね。先輩パパに、家族で一緒にいられるのも中学生までだよ、大事にな、なんて言われてましたが、あれって本当でした。

その分、ぽっかりと土日の時間が空くようになって、昨日も夫婦で二人、よく行くイタリアンを予約して、昼からスパークリングワインにアンティパスト、パスタ、ピッツァ、それに生ハムを食べて、なんともゆったり、まったりとした休日ランチを楽しみました。

今朝も、息子が出かけてから近所の公園を2時間ほど歩いて、iPhoneを見たら9㎞歩いてました。妻は軽く走り、私は数年前に膝を壊してから(今朝も、9㎞も歩くと膝が痛くなります)歩くだけにしてますが、心地良い汗をかいて。

で、シャワーを浴びて、このエアコンの部屋にいると、なんとも充実感のある心地よさ。炭酸水が身体に染み渡ります。

さて、イタリアでG7サミットがあり、それも閉幕してちらほらとニュースになっていますが、この7カ国って、結局、中国以外で、中国をどうする?みたいな会議になっているような気がして、なんとなくですが「それ以外」が集まって、「なぁ、そうやんなぁ」と言い合っている感じを受けます。

頂上、トップ会談、物事を最終決定する場、なんていう意味合いは、もはやないのかも知れませんね。それぞれのトップは、トップの立ち位置を必死で守っているという状態であることも、大きく影響しているかも知れませんが。

先日、じゃらんがとったアンケートで、インバウンド客で潤う日本の各地域に「どの国からの観光客を狙ってますか?」という質問で、台湾がトップだったそうです。中国は、訪日客の数の割には、来て欲しいと思っている地域が少ないと。

何となく、(買ってない想像で)中国人って、むき出しで生きてる(行動している)という感覚の強い方が多いですからね。大人数でドッと押し寄せられると、なかなか、その場の空気の流れが崩れるという面もあるんでしょうかね。

とはいえ、今のこの円安が追い風になってインバウンドの数が伸び、商売やサービスを日本国内で提供するとき、重要視せざるを得なくなっています。観光立国として日本が世界に名をはせるために、各地域で、いろんなヴィジョンがあるんでしょうね。

先日、渋谷区がホノルル市と姉妹都市協定を結びました。どちらも観光客が押し寄せるオーバーツーリズムに悩む一方で、それだけ人を惹きつける魅力ある街。その2つが協業して、いろんな相乗効果を生むことは可能なんでしょうね。

とはいえ、ハワイと渋谷?と、少し疑問も残りますが、若者が渋谷から新大久保などにシフトする中で、大手企業の法人税で左うちわという区でもないので、「これから」を考えると、色んな手を打たないとダメなんでしょうね。

リトルホノルル。そんなエリアが渋谷に出来ると言います。海もなく、ゆったりしたリゾート気分もない大都会の渋谷で、ホノルルって、どういう側面をアピールするんですかね。ハワイに行ったことのない私には想像が付きませんが、大きな話題になることは間違いないでしょうね。

姉妹都市と聞いてパッと頭に浮かぶのは、京都市とパリ市です。生まれ故郷の京都市がパリ市と姉妹協定を結んだのは1958年。私が大学生の頃、1997年に三条大橋と四条大橋の間に、パリのポンデザールを模したフランス様式のアーチ方の橋をかけるといって、論争が起こったことを覚えています。

その時になって、ああ、京都ってパリと姉妹都市なんだぁ、と知りましたが、あの時に感じた違和感。パリにあるからこそいい橋を、京都に造ってどうするの?という、あれ。街にある空気感というか調和をどうするんだろう、と。

結局、鴨川沿いの街の連合?というか組合?みたいなところの大反対で、一度、市議会を通った決がひっくり返って橋が架けられることはありませんでした。

が、あれから25年以上がたって、鴨川沿いの遊歩道が整備されて、外国人が(というより、外国人の方が多い?とも感じる)たくさん京都に訪れる現状、三条と四条の間に、ポンデザールがあっても、景色として面白かったんじゃないかな、とも思います。

三条大橋も四条大橋も、歩道が狭すぎて、車ばっかりですからね。人が行き交う芸術性の高い橋は、きっと京都の中にとけて、京都っぽさみたいなものを醸し出したのかな、と。

そう考えると、20年、30年先の「ここ」に、何があるべきか。渋谷にリトルホノルル、面白いかもしれませんね。

北京、ベルリン、ソウル、ジャカルタ、カイロ、パリ、ロンドン、ローマ、モスクワ、サンパウロ、ニューヨーク。まるで、Puffy『アジアの純真』の歌詞のようですが、これらが、東京の姉妹都市らしいです。

ちなみに、世界一の人口を誇り、これから経済大国になるだろうインドの都市と姉妹都市を結んでいるのは、横浜とムンバイ、福岡とデリーなど、まだあまり多くないようです。

福岡にリトルインディアの街が出来たら、これは個人的にはかなり面白そうです。


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