令和元年が終わり、すでに令和2年。
明けましておめでとうございます!
去年綴ったブログを読んでみました。
振り返る年齢にも、なったのだなと。なんだか不思議な感覚です。
インターネットの普及でウェブ上を、みると自分の、アルバムみたくなってる。
約10年間の軌跡が見えるのです。
このブログもそうだね。
侍戦隊シンケンジャーの放送中、後半くらいからかなブログを始めて。色んな事を書いてきた。
そう考えると日記のようでもある。
当時一人暮らししていた部屋を思いだす。
その当時語ったことや過ごした仲間たち、その時々の記憶や思い出がポロポロ頭の中に浮かんでくる。
そして今の部屋にいる自分にかえってくる。
たしかに時間は過ぎているのだなと思う。
あの頃は分からなかったことが分かって、でも時間の中でどうしようもなく削られて行ってしまったものも沢山ある。取り戻せるものも取り戻せないものも。
やり直したとしても何も変わらないかもしれないけれど、それでも…
時間は有限で残酷なほど正確に誠実に過ぎていく。
今
しか、人間は体感することは無い。
今何をするか。
今までの事は思い出に。今から何をするか。だけが人が出来ることだ。
「大切なのは思い出じゃない。」って舞台中のセリフがあった。PSY・Sだったかな?
なんか引っかかることがあったのを覚えている。
でもやっぱり、"今この瞬間から何をするか"しかないのだなと。
その、覚悟での敢えての言葉であるのかもしれない。
いいことも悪いことも一旦蓋をして。
これからの事を考える。これからの人生を考える。
これからの、俳優人生を考える。
"今僕に出来る事は何なのか"
何に挑戦していくのか。何の準備をしようか。
俳優とは準備の仕事でもある。
役と出逢うための。
作品と出逢うための。
人と出逢うための。
それらは全て準備なくしては通り過ぎいくものだ。
人はとても怠惰であるから、大抵のことが過ぎていく。今の自分と出逢ってくれる何かならば、その自分を鍛えておかなければならない。何かと誰かと出逢うために。
それはその時の自分でしか良くも悪くも出逢えないものだから。
より強く。より優しく。より太い人間に。
いい俳優が何かわからんけど、いい俳優になるための準備をもっともっと今年はしていこう。それは精神的にも肉体的にもだし。あらゆる面で時間を掴んで通り過ぎていかないように、今を必死で生きて毎日必死で準備したい。
怠惰という魔物に流されないように。時間を恨むことがないように、自分で決断して自分で選んで時間を過ごす。そんな一年にしたい。
準備の年というか、準備をちゃんと始める年?というか。
ともかく新しく始める年だ。
Restartの年だ。
これは今までと違う意味でがんばらねばならない年になりそう。
生まれ変わる。
変わることなく変わるのだ!!
皆様、去年本当に、沢山の応援ありがとうございました!
舞台だけで8作品やらせてもらったから、皆さんも大変だったと思います。ありがとう。
沢山の想いに支えられて駆け抜けることが出来た。感謝してもしきれません。
一人の俳優でしかないけれど、皆さんと出逢えて僕は幸せ者です。
こんな僕と出逢ってくれてありがとうございます。
今年も僕らしく精一杯生きていきます。
よかったら今年も応援してください!
皆で沢山の景色を見ましょう。
一所懸命に生きます。
いつも最高の景色を僕に見してくれてありがとね。
ファンの皆様には本当に感謝してしきれない。
有り難いことだから。
共々に必死で生きて必死で駆けて必死に昇っていこう。
必ず。
2020年もどうぞよろしくお願いします。
2020年1月1日 鈴木勝吾