コートを着ていると少し汗ばむ程度に。
まぁそんな物理的な温度感よりも、春の香りという確かな感覚が、春の到来を知らせてくれる。
今年の立春は2月4日だった。自分の誕生日だ。
新しく色んなことが始まった感じがした。
でもそれは地続きの毎日でしかないはずなんだ、物理的には。物理的に、というか、まぁ一般的に。
しかし、暦の上でのことであったり、自分の誕生日だったり、すると何か変わったような、昨日とは違うような気がする。
新年を迎えるときだってそうだ。同じ地続きの時間のはずだ。
それでもそこに意味がある。気がしてる。意味があるように生きてる。
要は、当人しだいだね。「これを機に〜」という言葉は割と嫌いじゃない。
きっかけとは実に面白いもので、ぐうたらな人間という生き物にとって凄く大事なものだ。
そうでもしないと動物的な毎日が続く、そこはやはり人間的でないと、何かと物事が前に進まない。
ましてや人間は労働の対価に賃金を得、そして食にありつく、しかしどちらかといえばこれが人間にとっては動物的に生き方だと思う。
大抵の生き物にとって食は生きる上でほぼ第1目標だ。当然第1は繁殖、種の繁栄なのかもしれないが。
だが、人間に限って言えば、第1目標になりえるものは各々本当に違う。ご飯が食べられれば満足できる人のがきっと少ない。
その上で「何かを成したい」と考える人が多いと思う。
その「何か」は本当に人それぞれ違う。
けれど大抵の場合、段階的になっているか、それがそのまままた帰結して、ループしてることが多いと思う。
人間が人間的に生きるのは、些細なことでも目標や夢を持つことが人間的なことだと思う。
超〜、ちっちゃいことでもいいんだ。
「やりたいこと」
探しながら
見つけながら
叶えながら