舞台「源氏物語」、千秋楽から3日たちました。
まず無事千秋楽を迎えることができたこと、そして観にきてくださったみなさんにも感謝。
無事最後まで走り抜けることができた。
ふぅと一息
とても早く感じる。稽古が一ヶ月弱あって本番も含めたら一ヶ月とちょっと。
あっという間だったなぁ。
千秋楽も変わらず、公演が終わってしまい。
なんだか実感がなく
衣装部屋にむかったら、賢章(小野賢章)が居でおつかれー゙ってハグした瞬間…
チーン。
カラダの力が一気に抜けた。
緊張がいっきに抜けたのかな。
なんか達成感と喪失感で。
千秋楽を観に来てくれたお客さんと会ってるときも力が入らなくて。
ケンケン(鎌苅健太)がきてくれたのに、あんまり話せなくてずっとボーっとしてしまったり。
ごめんケンケン!!
楽屋にもどっても何にもする気がなくて、しばらくしてからゆっくりメイクを落として、着替えて。
そうやって少しずつこの舞台から、惟光という役から離れていく。
ゆっくりとした時間のなかでゆっくりとした作業が進む。
いつも同じだけど、何かが違う。
その後もみんな楽屋でなんやかんや話してて、打ち上げに向う時間までなかなか楽屋を離れる気はおきなかった。
やっと楽屋をでて、もう一度、舞台へ1人で向うとそこではスタッフさんたちが、セットをバラし始めていてた。
おつかれさまです。
ありがとうございました。
と言葉を残しやっと劇場を出ることに。
打ち上げは本当に皆で思いっきり楽しめた。
そして改めて色々な人と話をして出会いに感謝、今を楽しむことの重要さ、今を一所懸命に生きることの大切さを感じて
そうやってこの作品がきっちり終わりを、迎えようとしていた。
素敵な人たちと一ヶ月もの間、時間を共にすることが出来てとても嬉しかった。
主演の紫吹淳さん。
お芝居でもなく、発する言葉でもなく。何かの行動でもなく。
その1人の人の存在に感動を憶えたのは人生で初めてだった。
凄くいい共演者のみなさん・スタッフさんに恵まれて充実してたし、贅沢な時間だったな。
そんな幸せがまた観にきてくださった皆様にも伝わっていたらいいなと思います。
最後にパシャり☆
Shogo Suzuki