「描く将プレイバック」 | 将棋大好き雁木師の新将棋文化創造研究所

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「将棋大好き雁木師の将棋本探究」をリニューアルしたブログです。
主に将棋に関する詩などの作品紹介と、自分の将棋の近況報告を行います。

読者の皆様こんにちは。雁木師でございます。今日は「描く将プレイバック」のコーナーです。このコーナーは将棋世界に応募したものの掲載されなかった作品や、将棋世界に応募せず、SNSに掲載した作品を紹介して当時を振り返るという内容です。今回はこちらです。




現在、藤井聡太叡王に伊藤匠七段が挑戦している第9期叡王戦ですが、今回紹介するイラストは、藤井聡太叡王が叡王の初防衛に成功されたときに描いたイラストです。

 

まずは藤井叡王初防衛に成功した経緯を振り返ります。藤井叡王の叡王初防衛は第7期叡王戦五番勝負。前期の叡王戦で豊島将之九段から叡王を奪取された藤井叡王。叡王初防衛をかけた相手はタイトル戦初登場の出口若武六段でした。このシリーズは全局相掛かりの戦いとなりましたが、3勝0敗1千日手で藤井叡王に軍配が上がり初防衛に成功。歴史の浅い叡王戦において、初めてのタイトル防衛者となりました。決着局となった第3局では、終局後の大盤解説会にて出口六段の涙を流す姿が印象的だったという方もいらっしゃるかと思います。

 

では、イラストに話を移します。このイラストを描いたのは当時のTwitter(現在のX)の記録では2022年の5月24日。藤井叡王が防衛を決めた対局の日です。藤井叡王が防衛の日に即興で描いてみたイラストだと記憶しています。当初のイメージは、叡王戦の主催である不二家のキャラクターペコちゃんが藤井叡王に花束贈呈を考えていました。しかし、仕事で疲労困憊かつ画力の弱い私にそんな技量は無理なので、とりあえずペコちゃんと不二家の商品のキャラクターで藤井叡王の初防衛を祝福するというコンセプトにしてみたところです。不二家の商品のキャラクターで私が描きやすいと思ったのがこちら。

 

 

 

カントリーマアムの「チョコまみれ」の商品パッケージに描かれているこのキャラクターです。名前は「まみれさん」と呼ぶそうで、実際に人形も制作されていたとのこと。

(有限会社ティーアンドティー様のHPより)

 

当時この商品が私の仕事場でも大人気だったこともあり、これなら私も描けると思って即興で描いてみました。

で、実際に描いてみた感想はというと…。

ペコちゃんはうまく描けた気がします。まみれさんは目とまつげが離れすぎてました。で、肝心の藤井叡王はいまひとつという出来です。どうも私は藤井叡王を描くのがあまり得意ではないのかもしれません。ちなみに藤井叡王は人気野球ゲーム「パワプロ」シリーズ風に描いてみました。とはいえ、色鉛筆の可能性に挑戦した作品の1つでもあります。私は単色で色合いを残したいタイプですから、どうしてもこうなるのかもしれません。

 

さて、現在行われている第9期叡王戦五番勝負は5/2(木)に第3局が行われ、伊藤七段が藤井叡王に勝利。これで対戦成績を2勝1敗とし、初のタイトル奪取に王手をかけました。敗れた藤井叡王はタイトル戦では初めてカド番に追い込まれ、八冠維持に黄信号が灯りました。第4局は5/31(金)に千葉県柏市にて行われます。三度目の正直で初タイトルか、意地を見せて最終局か…。ぜひ、ご注目ください。

 

 

今日はここまでとさせていただきます。本日も長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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