今日は12月21日です
昨夜の寒気で製氷池が全面結氷してくれました😃
今日から氷を育て始めます

北陸や東北、北海道は大雪で凄いことになっているようですが
関東の内陸部は真冬の素晴らしい晴天ですこぶる寒いです((😖))

状態の良い凍り始めは
氷の表面に独特の花柄のような模様がくっきりと見えます

これなら大丈夫てす

池に入る原水は
濾過してから塩素(次亜塩素酸ナトリウム12%)を0.3~0.4m/L濃度に設定して完全に滅菌してから注水します

天然氷とは云いますが
人の手によって衛生管理した施設で安心安全な方法で造ります
唯一
天然氷と人工氷の違いは
液体の水の状態から固体の氷に変化させるときに天然自然の寒さだけで氷になるか
それとも
電気と機械を使って氷になるかの違いだけです

余談になりますけど
所謂『天然水の氷』という商品があります
あれは紛れもなく人工氷であって普通の『純氷』です
取り立てて天然水の何とかと称するのはまったく無意味な所作です

一般に流通する氷の原料となる水は天然氷または純氷に因らず総て空から降った雨に由来します

それが
川になり地下水ともなり汲み上げられて飲料水となります
水道水も元々は天然水だし逆に天然ではない化学合成の水の方がむしろ稀有な気がします

天然というワードが付けば一般消費者の皆さんがなんか知らんけど良い氷なのかなって勝手に想像してくれて売れ行きが良くなり単価も高めに設定出来るという製造メーカーの恣意的な悪意の思惑が感じられますね

水が氷になるまでの過程が天然自然の冷気か機械的な冷媒かで判別しましょう

賢い消費者のみなさんは騙されないようにしてくださいね

話を戻します
こちらはもうひとつの芳ケ沢池👇

完全に氷でラップがかけられた状態になっている理想形です

ろ過枡には豊富な湧き水が注がれこちらも塩素滅菌装置で安心安全なこれぞ天然水が製氷池に満たされます

このまま寒気が居座ってくれれば最高ですがこの先
暖かい日があったりまた寒くなったりのお天気任せなところも天然氷造りの難しいところでもあり楽しみなところでもあります

そんな苦労もせずして天然を名乗る機械製の氷のどこに価値があるのか
また
その氷で出来たかき氷を食べて
天然を語る人の心が
ワタシにはワカリマセ~ンヽ(´A`)ノ

ではまた