正覚寺報恩講法要、今日が御満座ゴマンザです。
昨夕の法要では「ぜんざい」をお供えしました。
現在は京都市下京区新町通正面下るに建つ
金宝寺コンポウジの寺記、紫雲殿由縁記シウンデン
ユエンに報恩講と「ぜんざい」の関係を窺わせる
記述があります。
※寛元2(1244)年宗祖72才の時の記述
「・・・・同年十月亥子の日、鸞師請待申、
師の常に好めたる一入に餅を撞ツき、
小豆にて調トトノえ進上申、・・・・」
※弘長2年(1262)、御往生の月の出来事記述
「十一月朔日、鸞師の御好物故、
小豆の餅を拵コシラエて禅房へ進上申、
僧都(導珍)参向す、鸞師云快くも喰候」
この言い伝えに繋がるのでしょうか、
真宗寺院では小豆餅や小豆粥、ぜんざ
いなどを報恩講などに親鸞聖人前に
お供えする風習を今に伝えるところも
多いようです
実は今日10日は報恩講法要の御満座でもあり、
私の父、正覚寺第16世、釈達人が往生して
丸4年の祥月命日でもあります。
もうそんなに月日が過ぎたのかと思われる事です。
南無阿弥陀仏