ー気になるアメリカ歯医者の高額治療費と英会話の事ー

ニューヨークに移住して5年とちょっと。
今日は初めて歯医者に来てみました。

「ひとつ虫歯を治すならアメリカより往復交通費を払ってでも日本で治療する方が安い」と言われるほど高額治療費のアメリカ。

実際周りの人達も結構日本に一時帰国したついでに歯医者に行く人も少なくはありません。

高額治療費もそうですが英語で病院って不安ですよね。

私もその一人だったのですがこの3年日本に帰ってないのとこれからも帰る予定が無いので思い切って歯医者を予約しました。

…だって銀歯が欠けてしまったんだもの。

↓↓↓以下は今回の一連の流れ↓↓↓

まずは私の保険が使える歯医者をインターネットで検索。

※アメリカでは保険の種類によって使える病院と使えない病院があるので注意。

職場の横にある歯医者が使えたのでそこに決定。

基本予約は電話なので歯医者に電話。

銀歯が欠けた事を伝えつつ、近々でいつ予約できるかを確認。

私の予定と重なりまくりで予約できた日時は約1ヶ月後。

その待ち期間に歯が痛くなってくるしで長い長い1ヶ月。

そして、今日待ちに待った診察の日。

保険証を持っていざ。

玄関を入ると受付の人に止められて軽くコロナに関する質問と検温。

そして、体重計のようなものに乗って靴の消毒。

細かい文字がズラリと並んだA4サイズの問診票3枚を記入しつつロビーで呼ばれるのを待つ。

15分程で歯科助手の方に呼ばれて診察室へ。

そこで色々と話をして今日は歯石取りとレントゲン撮りをした後に先生が来るとの事。

うがい薬と歯ブラシを渡されて「歯石取りの前に口の中を綺麗にしてね」と。

…ちゃんと歯を事前に磨いて来たのだけどなぁ。

その後は歯科助手の方に歯石取りをしてもらうのだけどチュイーンの機械でやるのかと思ったらまさかの全部手持ち器具でガリガリ。

歯石取りが終わると備え付けのモニターで私に合った歯磨きグッズのCMを見せられる。

その後はレントゲン技師が来て口の中を色々な角度からレントゲン。

先生がそろそろ来るからねと言われた時にはもうすでに歯医者に足を踏み入れてから1時間45分が経過していた。

仕事にも戻らなければいけないのでその旨を伝えるとすぐに先生がやってきてレントゲンを見ながら治療の方針を2点教えてくれた。

この2点は簡単に言うと「やるか、やらないか」。

先にも書いたがアメリカは高額治療費の国なのでこのような事を聞かれるのだろう。

先生に「どれだけ高いの?」と聞くと「後で係の者に聞いてね」という返答。

歯が痛いのに今日はこれで終了。

その後は個室の会計部屋みたいなところに通されて今後の治療の方針と金額の説明。

後3回通ってしっかり治療した方が良いと言われたのでそうする事に。

やはり大切な歯、高額治療費を支払ってでもしっかりと治したい。

仕事に戻る時間が押し迫っても話が続いたので「そろそろ仕事に戻らないといけないの」と伝えると「オッケー、じゃあ今度の予約の日までに決めておいて。お会計もその時で良いわ」で終わり。

予約を決める時間も無い事も伝えると「ではあなたの仕事の終わる5時半に電話するから必ず出てね」と言われて歯医者を後にした。

それから仕事に戻り5時半過ぎても一向に連絡の気配無し。

仕方ないのでこちらから電話すると「あー、今日来た人ね」みたいな感じで次の予約開始。

私のスケジュールに合う日時がまた一向に見つからず次はなんと1ヶ月半後。

歯の痛みから解放されるのは年明け以降だなと確信。

そして気になるこの4回分の治療費だが合計で安い時の日本〜ニューヨーク往復航空券分位だった。

保険が適応されたので多少安くはなったけれどそれでも2/3程度の金額。

つくづく日本の健康保険制度がうらやましい。

ちなみに今日の合計所要時間は2時間15分。

初診だからこんなに時間がかかるのかどうなのか。

これからアメリカで歯医者に行こうとする方は時間とお金に余裕を持って行く事をオススメします。




あー、早く治ってほしいなぁ。