●決めきれなかった日本女子
・第1、2セットは辛うじて逆転勝ち
第3、4セットを失う
第5セットはシーソーゲーム
最後までもつれたが最後にカナダが突き放した
この試合は今までとは少し違う展開の試合だった
日本は再三チャンスボールを得ながらほとんどものにすることが出来なかった
日本はミドル攻撃がなくサイドに頼る弱い日本に戻っていた
結果的にサイドを閉められブロックに阻まれた
石川を下げ勝負処で宮部、井上を使い善戦はしたが及ばなかった
宮部はブロックと速攻で冴え井上はサイドでそれなりの結果を残した
日本の負け試合は相手の高さに対応出来なかったケースがほとんど
カナダ戦もこのケースだった
ベンチが慌てすぎるのが原因
今日は林、石川、荒木を使わず古賀、井上に頼った
結果的にスピードに欠ける単調な攻撃になった
ベンチはエース2人を使った形だがこの2人がこの試合の真のエースだったかは疑わしい
なぜなら相手が高ければなおさら石川、林、荒木の出場が重要だからだ
この3人は高さに対してなんとか乗りきってきた経緯がある
したがって大いに使うべきだったかもしれない
カナダの力なら充分対抗できたはずだ
ワンポイントで宮部、井上を使うのは構わないがベストメンバーを安易に外すのは良くない
相手のカナダは4年間不動のメンバーと言っていたのでこの差が出たのかな?と私はおもう
日本は元々のスタメンでガップリ組んで欲しかった気がする
またワンポイントサーバーに黒後を使う意味があるのか疑問だ
私なら和田を鍛えて使うはず
今日の試合、サーブで崩してチャンスボールをものにする日本の形は出来ていた
足りなかったのは決定力とミドル攻撃とスピードだろう
それには石川、林の決定力と荒木の速攻による目先を変える攻撃と古賀のバックアタックと岩崎の速いトス回しが必要だったのだ
さらに日本チームのマンパワーを最大限にする人的構成は何かを指揮官は見逃してはならなかった