feeling/ウクライナ/時事/撤退宣言、ドローン/5月5日 7日 | Retro Virus Web Log  

●ワグネル撤退宣言の影響は?

・ワグネル10日に撤退表明、理由は弾薬供給不足に不満爆発

・真の理由はバフムト攻略失敗の責任をとらされるのを恐れ

・ワグネルはスーダン紛争にも関与しておりそちらに兵を向ける方が利益は大きい

・先日ショイグとゲラシモフを痛烈に批判していたのが印象的だった

・プーチンに言及しなかったのは何故か疑問

・ロシア軍は既に前線全体を防御に切り換える準備段階に入っている

・突撃部隊のワグネルは不要になりつつある

・防御に専念はロシア軍にとってメリットが大きい

・喫緊の課題は兵の不足、弾薬の不足、指揮系統の乱れ

・これを収束し再構築出来る資源が生まれる

・さらに防御に専念すれば新兵は物心両面で負担が減り不満を抑えられる

 

●クレムリンのドローン攻撃に新説・中村氏の解説

・クレムリンのドローン攻撃はワグネル

・ロシア国内の謎の爆発もワグネルと考えれば全て説明がつく

ロシア通ならではの見解

 

●追伸 5月7日

5月7日の報道で全ての辻褄が繋がってきた

・考えられるストーリー

①ワグネルは撤退をする前にバフムトに最後の悪さをすることにした

②焼夷弾で住民を焼き尽くすことを考え実行した

③クレムリンには事前に通報した

④クレムリンはワグネルを助ける理由を作り出した

⑤クレムリンの屋根にドローンを飛ばし一機を撃墜しもう一機を屋根にぶつける作戦を実行、自然に映るようにした

⑥その一部始終を撮影しウクライナの仕業にした

⑦皆が驚いて緊急会議を開いたように見せ報復を報道した

⑧5月9日の前に焼夷弾を落としバフムトを焼き払った

⑨バフムトを事実上、陥落に近い状態に遮二無二追い込んだ

 

●これまでにわかっていること

①焼夷弾を使ったのはワグネル、仕返しが理由

②ドローンがロシア国内から飛んできたこと

③犯人がウクライナではないこと

 

●推論出来ること

①ワグネル撤退が本物であること

②撤退後をチェチェンに頼んだこと

③ロシア軍と完全に仲違いしたこと

④プーチンとは繋がっていること

⑤バフムト攻略を今後も続けること

⑥ウクライナ軍を引き付けるためにバフムトを利用していること

⑦カムフラージュに5月9日を利用していること

ウクライナ軍はバフムトを棄てザポリージャ原発とクリミヤの補給線を断つことに専念しなければならないこと

⑨ロシア国境側をいくら攻めても暖簾に腕押しであること

⑩本気で攻めるなら国境を接しない州

ザポリージャとへルソンとクリミヤを真の攻撃対象にすること

 

●戦争と人間

・戦争に奪われる人間性は支援者にとつても同じ悩みだ

何処かで人間性の回復が必要

 

●追伸 5月8日

・ワグネル撤退を撤回

理由は弾薬供給を約束された

・恐らく撤退の脅しは本物

約束の裏にプーチンの影

・プーチンの二股天秤が見える

・ショイグはそれに乗って動いている

・ワグネル、チェチェン組とゲラシモフ軍との対立は今後も続く

・ワグネルの本心はショイグを引き込みたいがゲラシモフに邪魔されイライラしている

・ゲラシモフの本心は軍の統制下に私兵軍団を置きたいがプーチンが邪魔してイライラしている

・ショイグの本心は板挟みでイライラしている

・戦況によっては何れかがクーデターに走る

・プーチンの危機にベラルーシのルカシェンコが動いて恩返しの公算もある

・ロシア内戦、分散は簡単には実現しないと見るべき