アメリカ・オレゴン州ポートランドで着付け教室を
主宰している着物講師のエルティング孝子です。
昨年12月に、着物を切ったりリメイクせずに
着せ方を工夫してドレス風に着せる着物ドレスを
SNSに掲載し、大反響をいただきました。
その後も、いろんな場で着物ドレスを着せる機会を
いただき、好評をいただいております。
こちらの着物ドレスの着付け方は、大阪の
華なり着付け教室のYuki先生にご指導いただきました。
アメリカに住んでいる私にとって、もっとアメリカ人に
着物を身近に感じてもらうためにどうしたらいいかと
考えていた時、ふと以前Yuki先生があるイベントで
着せておられた着物ドレスが思い浮かびました。
もちろん伝統的な着物も大好きですが、ドレスだと
アメリカでは着物より敷居が低いし、伝統的な着物より
着付けに必要な小物も少なく、サイズも調整が
ききやすいことも魅力だと感じました。
しかも、着物を切ったりせずそのまま使えるのです。
Yuki先生、素晴らしい!
4月6日に開催した音楽と書と着物のコラボイベントでは、
歌手のRisacoちゃんの伝統的に着せていた着物を脱がせ、
着物ドレスを着せるというパフォーマンスを観客の皆さんの
前でしました。
写真:ウォングヨシコ
アメリカ人の方達にも、着物がこんな風に変わるなんて
素晴らしい!とお褒めの言葉をいただきました。
この時のパフォーマンスでは、見せるということもあり、
実際の手順と多少変えた部分もありますし、
対応しないといけないこともでてきたため、
よりシンプルに着つけました。
写真や、こういったパフォーマンスを見て、自分で
やってみたいという方もおられるかもしれませんが、
私の着物ドレスの着せ方はYuki先生に基づいて
おりますので、模倣などはご遠慮いただけますよう
よろしくお願いいたします。
また、この肩だしベアトップの華なり着物ドレスの着付け、
私も教えて良いという許可をいただいていますので、
習いたい方がおられましたらこれからお受けしていきます。
興味がある方はぜひお問い合わせくださいね。
写真:ウォングヨシコ