現代版「猪鹿垣」作り | 小豆島を楽しむ ~島楽ブログ~

現代版「猪鹿垣」作り

農作物をイノシシなどの野生動物から守るために

約225年前の寛政2年に約30年かけて、

小豆島に約120kmの「猪鹿垣」(ししがき)が完成しました。

 

当時建造された猪鹿垣

 

この猪鹿垣は土で造られています。


 

その後、イノシシは明治8年、豚コレラの発生により

て死滅したとのことです。

 

が・・・

 

近年小豆島では海を渡ってくるイノシシがいたりして、

急激に増加しており、

捕獲数は平成21年に8匹だったのが平成25年には201匹

になっています。

 

農作物の被害に加え、山や農地の近くの民家では

人的被害の恐れもでてきていて、

地域によっては対策を始めています。

 

3月8日、小豆島町木庄(きのしょう)地区で

現代版「猪鹿垣」(ししがき)作りがあり、

参加しました。




金網と鉄筋の支柱で柵を作っていきます。



 

柵の下の方は金網の間隔が狭くなっています。




多くの参加者があり、

地域の方々のイノシシ対策への意識の高さを感じました。

 

今後、柵の管理も大切だという話しも聞きました。

 

現代版「猪鹿垣」の効果を期待したいですねニコニコ☆