小豆島「30年以内に震度6弱以上の確率」
先日、政府の地震調査研究推進本部から
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに
襲われる確率を示す「全国地震動予測地図」
の最新版が公表されましたね。
震度6弱とは・・・
・立っていることが困難になる。
・固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。
・開かなくなるドアが多い。
・かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが
破損、落下する。
・家庭などにガスを供給するための導管、
主要な水道管に被害が発生する。
・地割れや山崩れなどが発生することがある。
・昭和56年以前に建てられた建物(旧耐震基準)が
倒壊・崩壊する危険性がある。
旧耐震基準は、震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、
破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準と
なっています。
昭和56年以後の新耐震基準の建物は震度6強~7程度の
揺れでも倒壊しないような構造基準となっています。
しかし、震度7には幅があるので、新耐震基準を
クリアしているから100%大丈夫ということではありません。
震度6弱は昭和56年以前の建物とそれ以後の建物の
安全性の境界線ともいえます。
四国付近の地震動予測地図
都道府県所在地等での確率
小豆島の地震動予測地図
250メートル四方ごとに区切って表示されています。
小豆島でも場所によっては26%以上の高い確率になっています。
高松市は44.1%、岡山市は23.8%なので
小豆島はその間くらいでしょうか!?
小豆島で暮らす私たちも十分な準備や対策が必要ですね。
避難訓練
地震体験車
地域の繋がりが防災力の向上に繋がるように思います。
地域力=防災力 ですね。