2024/03/28
風邪を引いた。連日40度の熱が続く。私は平熱が高く、ぐったりとはしない。その日は朝日がキレイで散歩に行きたい一心でお風呂に入った。数日考えていたものを天に聞いてほしかった。帰ってきて、また熱が上がっている。薬をポイッと放り込み、半年以上あたためていたアイディアを全て端から捨てていった。これから使う予定だったものも、息子の部屋に溢れていたものも。金額にすると背中がゾワゾワする。だが、くだらないものはくだらない。わくわくしないものはいらない。書道の定義、紙に墨で表現する、に立ち返る。ありきたり、平凡、いいじゃないか。私にできることは、書道だ。どんどん萎縮して、余白ばかりを意識して汚さない、読める、個性が消えていった。認められることに固執していた。私がいいと思えるものを作りたい。それが誰かの心に響かなくても、暴れて暴れて暴れまくってうるさいくらい主張したい。生きる、と思って生きることはやめた。明日は必ず来る。爆発する。衝動に突き動かされて全身が自分のものではなくなって祈っているうちに出来上がる作品。春がやってきた。何も食べたくない、と思っていたのにおなかが鳴った。もう大丈夫だと思った。ありがとう、そう言って手を合わせていることが多い。偶然のようで必然。幸せなのだと思う。