こんにちは、書の佑嘉です。

今回のテーマは「どうやってプロになるのか」です。


この場合でいうプロとは、「人を教えるレッスンプロ」を指します。



こちらの記事で軽く「資格」について触れておりますが


日本の「書のプロ」になるための公的な資格はありません。

厳密に言えば(履歴書に書ける公的な資格という意味では)
「毛筆検定」と「硬筆検定」があるのですが、医師や弁護士、美容師のように
「持っていないと仕事が出来ない資格」というのは存在しません。


毛筆検定や硬筆検定は基本的な知識と「臨書と創作」の実技が試験内容になっていたと思いますが
これらを取得していなくても開業自体は可能です。


また、これらの最高位の一級を持っているからといって
実際に教えられるかと言われれば別問題です。


書の理論と実技は試験科目としてありますが、
「いかに指導するか」という内容の実技試験ではないので
実際に指導しようと思ったら別の角度からの勉強が必要になります。




では、人を教えられるようになるにはどうしたらいいのか?



まずは尊敬できる先生に教わるところから始めましょう。

これが1番有効だと思います。


教えるのは人間が相手なので、
まず「生徒側の気持ちや立場」がわからないと話になりません。

そして人に教わった経験は自分が指導する側になった時に活きてきます。


私が好きな漫画で「ちはやふる」という作品がありますが
作中で「師を持たない者は誰の師にもなれない」という台詞があります。

まさにそれです。
 

また、どなたか師事する先生がいらっしゃる場合は
教えられる状態になったらゴーサインを出してくださると思います。

第三者の目でゴーサインを出してもらえる、これも先生に師事する大きな利点ですよね。



以前、書において才能は必要か、という記事をアップして
「好き」であることが1番大切だというお話をしたのですが



「指導者になる上では才能は必須」だと断言します。


どんな才能か?


それはコミュニケーション能力です。

※勿論、ある程度腕があることが前提です。



これが無ければどんなに腕が良かろうと教えることは出来ません。


コミュニケーション能力は努力で磨くことが可能なので
もし、これから指導者を目指される方がいらっしゃいましたら
書の実技と理論だけでなくコミュニケーション能力も磨きをかけることをおすすめ致します。



書の佑嘉ではプロを目指す方の指導も可能です。

是非お問い合わせください。



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