次に私たちは寒山寺の北に位置する虎丘へと向かった。
虎丘とは呉王を葬った墓陵であり、呉王の葬儀の時、白虎が丘の上に来て
墓陵を守るために座った丘という言い伝えがあります。
もちろんどこもかしこも入場料がいるわけで、
社長に聞いていた通り、「うそ~これが○○元なのにこっちが○○元??」
ということがこの国では頻繁に起こる。
そのもっともいい例が上海から蘇州まで来る新幹線代よりも
お寺などの入場料の方が高い場合である。
例えば新幹線代31.00元(約450円)、昨日の寒山寺の入場料20.00元(約300円)
本日の虎丘の入場料40.00元(約600円)。
確かに虎丘の中は広々としていた。
その中の建物の周りには岩や石、盆栽までもあり、とにかくほとんどが自然だった。
どうやら中国の方は石が好きなようで私たちの通る道の両脇には大きな石が
並んでいた。
私:「Nさん、この石の意味は?」
Nさん:「これは枕です。」
私:「何で?」
私はどんな言い伝えがあったのか聞きたくてNさんに次々に質問した。
Nさん:「枕に形が似ているから。そう書いてあります。」
私:「あっ・・・そうなんだ。」
”そう言われてみればそうだし、そうじゃないといわれればそうじゃないな”
っと心の中でつぶやいた。
そんな私たちの後ろで、元気がない方がお一人。
Kさんである!
私:「Kさんどうしたんですか?」
Kさん:「昨日ちょっと飲みすぎた」
私:「ちょっとって・・・。」
私たちがアロママッサージに行っている間、男性人は飲みに行っていたらしい。
あのお酒の強いKさんが二日酔いになることに驚いた。
”いったいどれくらい飲んだのだろう。。。”
食欲もないらしく本当につらそうだ。
早く気分がよくなるといいのだが。
この後はお昼なのに・・・。
つづく。
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↓虎丘の入り口です。
地盤沈下による傾きは3.5度とも15度とも言われています。
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