アメリカ遠征体験記 19期 ケルヒャー | 早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERSのブログ

アメリカ遠征体験記 19期 ケルヒャー

はーいこんにちは、ケルヒャーですけど

まずはこのアメリカ遠征体験記ブログ発案は、この僕です。ブログファンの皆様、褒めてください。書くことなくて控えめな文章のメンバーもいますが!僕は明確な目的があってこのブログをみんなに提案しました。それは後ほど述べますが、なっげえ文章になってしまいましたので暇な人だけ読んでください。まあこのブログ開いてる時点で相当暇なんでしょうけど⁉︎
失礼しました。ではケルヒャーの長い長いアメリカ遠征体験記ブログ、スターツ

と言ってもまだアメリカには旅立ちません。なんと言っても行くまでがすげー長かった。歴代最強を目標に掲げ、先輩たちの勇姿を画面上で見てきた僕たちはアメリカ行きたいという意思はみんな持ち合わせていました。ですが僕たちは所詮サークル、学生団体。自費で全て担うとなると行きたいだけで行ける話ではない。
ざっと予算が決まり、現実的に行けないメンバーがいた。こうなってからめちゃくちゃ話し合いを重ねました。普段馬鹿してる19期も泣きながら話し合いました。行けないメンバーが辛いのは重々承知。ですが最強になるために強欲な僕らは行けるメンバーだけで行くことを決断しました。

決まってから行くまでの期間正直な話あまり覚えてないです。というのも全くもって実感がなかった。渉外担当のエヴァ、こーへぇがすごくすごく大変な準備を進めてくれてる中、アメリカ前最後の練習くらいまで、行くと分かっていても向こうで演技している姿が想像できなくて、実感0だったというのが本音です。

ほとんど実感がないままアメリカ着いちゃいました。
次の日、画面上で見てたアメリカのチアジム感満載のジムに入った時、めっちゃアメリカやん!ってなりました。やっとちゃんと実感した記憶があります。スプリングマットがクソ楽しくて、タンブリングしてるとめちゃめちゃ強くなった気分でした。調子に乗って永遠にタンブリングしてました。しまくってました。2日目、死にました!
肩を脱臼しました。タンブリングで飛んだ瞬間に外れて、着地の衝撃でハマるというこの間わずか2秒。HUNTER×HUNTERのあいつでも多分見逃してる。ハマったとは言え痛すぎて笑いが止まらないくらいに痛かった。2日後本番は無理やん、俺ダラスに旅行しに大金と時間かけてきた変なやつやんって思って脳内がめちゃくちゃになりした。その日の通しで自分のところがぽっかり空いてるのを見て半泣きになりました。
正直、痛いし、また脱臼したらどうしようという考えから無意識に肩を庇う動きばかりしてしまい不安でしかたがなかったですが、なぜか同期に肩脱臼仲間が多く、彼らから色々な話をご教授していただき、入念すぎるケアをし、治療をし、予防をし、まあ2分半くらいなんとかなるやろ!という焼きくそな気持ちで当日を迎えました。


当日の朝、いつものジムに行くとNCAに出るチームが先に練習してました。この出会いが意外にも僕にとって大きな影響を与えてくれました。まず本場のレベル高えチアを生で見れて、こいつらと同じ舞台に立つんや、気合い入れなという気持ちと、全員が全力で声出しながら楽しそうに演技してるのを見て、圧倒されて、自分の不安がほとんど飛び去りました。チアリーダーのあるべき姿を見て、楽しんで演技して楽しませる演技をしようと考えることができました。




先輩方からの熱いメッセージ、日本に残って応援してくれてるメンバー、とても大きな力を貸してくださった両親、色々な人の期待と責任を背負って会場に向かいました。

先に言うと、演技は良かった!あいにく視力が悪いのでお客さん一人一人の姿は認識できませんでしたが(泣)声援と会場の雰囲気で、すごくすごく大勢で、熱狂的なお客さんの前で演技をできたことは分かりました!本番中は楽しすぎてニコニコウキウキで音源口ずさみながら演技してました。言葉に表せないくらい本当に楽しかったです!




演技の話は動画を見てください!としか言いようがありません。というか動画を見ていただければ楽しそうな様子も会場の雰囲気も大体わかると思います。僕がこのブログを提案したのは皆さんが見えない部分を伝えたかったからです。

何人かのメンバーがすでに書いているのでお分かりだと思いますが、僕たちは自分たちの想像を遥かに上回る現地での期待と人気を体感しました。
僕たちのチームのバスが会場に着くとすでにこっちを見てるチアリーダーがたくさん、バスから降りた瞬間囲まれるほど。これには本当にびっくりしました。日本では到底あり得ませんからね。衝撃的なことにこれがずっと続くんです。 1日目演技前、全員ウィンブレを着て待機していると自分達と写真を撮るためにチアリーダーたちが列を作ったり囲ったり。演技後も荷物を取りに行くために急いで移動している中、次々に写真を頼まれてみんなで移動するのが困難なほど。
2日目他のチームの演技を見るために会場に向かうとまたまた写真依頼の嵐。「今日は演技ないの!?」と聞かれ「昨日だけなんです。」と申し訳なく答えることを何度繰り返したことか。1人で歩いてても写真頼まれますからね。
3日目、もはやウィンブレすら着ずに私服参戦。会場近くのご飯屋で6人くらいで昼飯を食べてたらまたまたチアリーダーたちから写真を依頼される。なんで!?よう気づいたな!と。正直ずっとスター気分でした。
僕が皆さんに1番伝えたかったのはこの話です。ただの自慢話といえばそうなんですが、日本で応援してくださってる皆さんにはこの状況が想像できたでしょうか?本人たちが想像していなかったのでおそらく到底想像していなかったですよね。でもこれが現実なんです。歴代の先輩たちがアメリカで残してきたものは現地にとても大きな影響を与え、最後に演技してから4年も経った今でも注目され、なんなら「4年ぶりにやってくる!」と期待度が増していたほどです。海を挟んだ異国の地で自分たちがこんなにも注目されていて期待されていることを何も知らずに終わるところでした。
本場アメリカで僕たちがこんな扱いを受けていることをどうしてもどうしても、日本で応援してくださっている皆さんに伝えたかった。これが僕の発案の目的です。




おまけの話
僕たちがずっとずっと画面で見てきて影響されてきたアメチアチームは多くありますがその中でもTopGunというチームはたくさん動画を見てきました。そんな彼らも僕たちを当然のように知ってくれていて僕たちのことを好きと言ってくれて写真を撮ってくれるなんてことが起こったんです。
特に!ちょうど去年の今頃インスタで見つけたやべータンブラーがいまして、そこからずっと動画見て引退技これやりたいなーとか思って、修行に行ってた異次元タンブラーの光彦くんが修行から帰ってきた時、こいつやばくね!?って話したら何故か光彦くんも知っていて2人で盛り上がったLiam選手。彼は2019年にショカの演技を生で見てそこからずっと僕たちのことが大好きで今回も僕たちの演技をもちろん見てくれていてもう意味がわかりませんでした。
あなたショカのこと知ってるの⁉︎ほんでもって好きでいてくれてるの⁉︎






僕たちは思ったよりすごい集団で影響力のあるチームなんだなととてもとても実感しました。

そんなチームが日本で負けれるわけがありません。KOC当然のように優勝してまだまだ世界に名を轟かせられるよう全力で活動します。これからもよろしくお願いします。