アメリカ遠征体験記 20期 トゥクトゥク | 早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERSのブログ

アメリカ遠征体験記 20期 トゥクトゥク

みなさま3ヶ月ぶりですね。
20期のトゥクトゥクです。

ショカフェス意気込みブログから今までの3ヶ月、本当にあっという間でした。18期さんが引退して、19代目SHOCKERSとなってからアメリカ遠征までを順番に振り返っていきたいと思います。

セレクション
代替わりしてまず初めにやってきたのは、アメリカ遠征やKOCに向けたセレクションでした。トップは19期に3人、20期に5人の計5人います。それでも大会に出れるトップは4人または5人です。代替わり直後の自分の実力的には確実にその4人には入れませんでした。しかし、ここに選ばれるかどうかで自分のトップ人生が大きく変わる。だから、絶対に選ばれてるやるという気持ちで練習しました。練習期間は冬オフ期間を挟みましたが、年末は30日まで年始は3日から先輩たちに無理を言って自主練をしていただきました。





当日はほぼ完璧、いままでで1番良いものをスタンツでもトスでも出せました。
その結果、、なんとアメリカ遠征の4人に選ばれたんです!




大会期スタート
無事メンバーに選ばれ、その次の練習からは本格的に大会期の練習がスタートしました。ダブルベースのメインとなるエリート技を3つ全て初回練習から成功。最高の滑り出しでした。
しかし、大会期はそう簡単にうまくはいきません。次の週には1.5が全く出来なくなりました。1週間以上かけてなんとか良くなったと思ったら、今度はフルキューが全く出来なくなりました。エリート技でもないのに、、とかなり焦りました。この時が1番しんどかったです。オフの日に自分の基のメンバーはもちろん、ジェネをするためだけにきてくれている先輩や動画がいるのに、全くうまくならない。なんなら下手になって、より正解を見失う。正直逃げ出したくなる時もありました。



それでも一緒になって悩んでくれるナインさん、海保さん、きとぅーのおかげで諦めることはありませんでした。
無地にゲネで全上げをして、日本での練習を不安なく終わらすことができました。


アメリカ遠征
海外旅行の経験さえ少ない私はドキドキとワクワクと共に出発しました。しかし、アメリカに着いてからは慣れないことだらけ。やはり食事と睡眠が慣れないことは正直かなり辛かったです。
しかし、チアジムに行くとバネ床という最高の施設のおかげで、睡眠不足なんて飛んでいきます。慣れないバネ床に再調整が必要な技もありましたが、3日目には全く問題ない状態に調整することができました。





本番当日練
チアジムに行くと他のチームがアップ中。その雰囲気に圧倒され、一気に本場のチアを感じさせられました。大きな歓声と、爆音の音源にテンションはMAX、技の決まりもこれまでで1番良かったです。

本番前
想像以上の大きさの会場と、多くのお客さんを見てかなり緊張してしまいました。しかし、不安になるというよりか興奮して気持ちが落ち着かないような感じだと思います。

本番
SHOCKERSと呼ばれて出ていくと、そこには人生で初めてみる光景が広がっていて、大勢のお客さんと大きな歓声に圧倒されました。
ロン宙、ヒットプル、ジャンプは完璧に成功。ついにダブルベース。もうここからはあまり記憶がありません。唯一あるのは、演技が終わった後に999さんにこの光景を目に焼き付けとけと言われたことです。
結果は、ダブルベース最初の技である1.5で落ちました。完全に自分のせいです。興奮したまま飛んできました。会場に呑まれて、全く落ち着くことができませんでした。




今回のアメリカ遠征では自分の弱さを知りました。いくら練習が良くても、本番で出来なければ何も意味がありません。
しかし、幸いなことに私にはKOCというリベンジの場がすぐそこにあります。もうこれ以上弱い姿は見せません。トップとしての役割、責任を絶対に果たします。

この3ヶ月は本当にいろいろなことがありすぎましたが、自分の人生の中でとても価値の高い経験をすることができたと思います。かなり長くなってしまいましたが、この辺で終わりにしたいと思います。

20期トゥクトゥク