先日、22日、無事に、あるコンサートが終わりました。


私が所属している現代音楽グループ「アンサンブルBOIS」の、定期公演です、。


オケゲムという、15~16世紀の作曲家の「不倫」をテーマにした歌曲を、


星谷丈生さんという作曲家が

 

     フルート

    

     チェロ


     ヴァイオリン


     ピアノ


     それから通常の調律より4分の1下げた調律のピアノ(今回はキーボード)


     歌



のために編曲した連作モノで、38曲から成りました。



本番当日の4時間前に、32番目以降の楽譜が出来上がり、私達メンバーは、未知なる初見大会(笑)



本番はなんとか・・・!!





ベートーヴェンだって、ショパンだって、彼らが生きていた当時は、それらが「現代音楽」だったわけですから、


今、こうしてそれらの音楽を、「クラシック」と呼んで、当たり前のように、耳に馴染んで弾いたり、聴いたりしています。



この星谷さんの作品だって、今は「現代音楽」で、100年後、200年後になれば、いわゆる「クラシック」のように感じる作品になるのでしょうか♪



そう考えると、とても不思議な感じがします。


でも、何はともあれ、生まれたてのほやほやの作品を、音にする感動的なその瞬間に、居合わせ、また音にするお手伝いをさせて頂けるのは、私達演奏家もまた、感慨深いものです。