まだ訳し終わってない過去のインタビューがあるんですが、こちら、とりあえず字幕があるんですよ。

パソコンでやると、文字起こしから文字を拾うのがとっても楽なんですチューという訳で、聞き取れない所はタイ語の字幕から拾っていきます。もしかしたらここで覚えた言葉が別のインタビューの聞き取りをするのに必要な知識を増やしてくれるかもしれない(そもそものタイ語のボキャブラリーがかなり乏しい)ので、こっちからやります。司会者の名前はコードというらしいのでCで表記しています。

 


  


 

 

C:恋愛の概要は?

P:恋愛の概要ですか?

C:そう。どれぐらい?

P:1年、3年、1年です。(多分付き合った期間?)

C:大体3歳離れてるってことだ?

P:1,2,9ですね。

C:(笑)家は近かったの?

P:いえ、遠かったです。ラップラオ(地名)です。

C:ラップラオなの?俺もラップラオだよ。ラップラオの87番地(っていうのか知りませんけどとりあえずそう書いておきます)

P:71番地です。

C:なんでラップラオで学ばなかったの?

P:両親がそれを望んだんですよ。姉が聖ヨセフ女子修道院に行っていたので

C:お姉さん一人?

P:一人です。同じ方面だったんです。だから遠いんです。

C:なるほどね。そういうやつか。

P:みんなです

C:お姉さんが聖ヨセフで勉強しているんだ。マーテルデイ大学のあの辺はなんでもあるよね。

C:そうです。娘は聖ヨセフかマーテルデイで、息子はアサンプション(学校名)で、っていう感じです。バンコクのクリスチャンってわけじゃないのに。

C:クリスチャンじゃないの?

P:違います

C:聖ガブリエルは他宗教の人で行ってる人が少ないから。聖ガブリエルもあるよね。で一緒に行ってた?

P:一緒に行っていました。

C:アサンプションでの生活ってどんな感じだったの?

 

 

P:子どもの頃は僕は内気で、恥ずかしがりでした。友だちグループと一緒にいるんですけど、そのグループの男の子っていうのがなんていうか、やんちゃなグループで。でも僕はその中では…勉強熱心でした。

C:勉強家

P:一生懸命勉強していました。

C:勉強好き?

P:その当時は勉強が好きでした。あと、僕は塾にずっと行っていたので、…小さい頃から、ほとんど毎日夜9時とか10時まで勉強していました。

C:どんな教科を勉強してたの?

P:物理とかそんな感じです。

C:あ、理系?

P:理系です。理系。

C:高1の時のときは1ぐらいだったわ。(GPAの話しみたいです)

P:僕は3.8とか3.4とかそんな感じです。

C:めっちゃいいじゃん!

P:だって塾に沢山行ってましたから。出来が良くいたかったんです。っていうのも、その頃は医者になりたかったんです。

C:医者になりたかったんだ!

P:医者になりたかったです

C:どうして医者になりたかったの?

P:僕が子どもの頃ってみんなが医者になりたいとか、パイロットになりたいとか、そんな感じで、僕の夢は2つでしたね。医者とパイロット。

C:全然違うじゃない。その二つ。

P:全然違います。でも、なんていうか、単なる夢なんです。なんて言うか、その頃はまだ何を選んだらいいか分からなくて。まだ自分に確信が持てなかったっていうか。だから、一生懸命勉強すればゴールにたどり着ける、みたいに考えてたんです。

C:子どもの頃にはっきりしてなかったら理数系を選んどけ、みたいな感じで、でも俺は好きじゃなかったんだよね。でも良かったのは学んでみて好きじゃないことが分かったって事かな。もう、今後の人生で絶対にいらないやと思って。でも君は好きなんだよね?

P:僕は生物学が得意なんです。生物に関する事は好きです。でも化学とか物理で計算を沢山しないといけないとなると、ちょっと頭が痛くなるんですよね。

C:生物学は面白いよね。カエルの解剖とかしたの覚えてるよ。やった?

P:やりました。カエルの解剖もやったし、自分の体についての詳細とかもです。それから、自分の体の器官の詳細のあれこれを知ることができて、ああ、自分ってこんなことに興味があるんだって感じたんです。

C:で、3年経って高校を卒業してそれから何を勉強することにしたの?

P:実は高校1年までしか行ってないんです。交換留学に行ったんです。高1が終わって、交換留学に1年行ったので、高2にあたる時期がそこなんです。それで、高3の時に戻ったんです。

C:え?行って、向こうでも同じような教育なの?

P:全然違います。違ってることが沢山あるんです。僕が交換留学に行ってる時は、…なんていうか、ほんとに見識が広がりました。なんて言うか、ほんとに、全然違うんです。教室の雰囲気とか。例えば一般的なタイの教室って…あの頃僕が体験した事なんですけど、一生懸命勉強する子は前にいて、そうじゃない子は後ろにいて、みたいな。そんな文化じゃないですか。色々違いはあるんでしょうけど、大体そんな感じで。でも向こうでは子どもは自分で本当に勉強したいことを選んでいました。つまり、教室を移動するっていう事なんです。どういうことかというと、一つの教科を勉強して、また別の教室に移動する、みたいな。一人教室にやってきたかと思ったら、別の一人は別の教室に移動する、みたいな。だから、1年、2年、3年みたいな学年別の友達はいないんです。1年から3年の間でやりたい教科を勉強するんです。

 

自分の興味のある事を勉強できるので、教室はみんな熱心に勉強する場になっているんです。自然と勉強に集中するんです。みんなが自分が好きな事を勉強できるわけですから。教える側の先生からしてもそれは幸せな事だと思うんです。勉強することに幸せを感じている空気が感じられて、…そんな感じです。
C:なるほど。大学みたいな感じだね。
P:そうです。大学みたいな感じです。大学で勉強しているような感じで高校で勉強できるんです。
C:いいシステムだよね
P:そうですね。楽しいですし、クラスの雰囲気はなんていうか、…意識しなくてもしっかり聞けるっていうか。それから、全員が言いたいことを言える勇気があるっていうか。タイでは質問できない人もいますよね。銃撃戦でもあるみたいに友だちを怖がるっていうか。(ガンシーンがイマイチよく分かりませんでした)
C:そうなの?それか、質問したら…
P:目立ちたいだけじゃないの?みたいな。先生に気に入られたいの?そんな感じの銃撃戦の応酬があるんですけど、アメリカでは手を上げて質問したり、質問するっていうことはごく普通のことなんです。そして正しい事なんです。質問しなければいろんな問題を解決する事なんてできません。
 
P:交換留学でPは15キロ体重が落ちました。以前はウエストが34インチだったんです。
C:僕と一緒だ。ごめん。僕みたいなもんだっていうことだよね
P:その頃、今より約7センチ背が低くかったんです。それで、体重は70キロ以上あったんです。
C:うわー、じゃあ10キロ以上減って今みたいな感じに痩せたんだ


P:そうです。すごく田舎だったんです。ワイオミングにいたんですよ。ワイオミングはアメリカの中で一番人口が少ない州なんです。いわゆる、「ザ・アメリカ」みたいな。カウボーイがまだいるんですよ。P'コード。
C:なんか変な感じだよね。交換留学って言ったらみんな大都市、大きな州みたいなのを想像するのに、なんでそんなとこに行ったの?
P:民間か国からかみたいな感じで選びますよね。国から行くときはこちらにはなんの選択権もないんです。運しだいでどこに行くかは分からないと。民間だとそういうのは選べますよね。でも交換留学生って大体そんな感じなんです。ラッキーな人はニューヨークのような大都市に住めるようなこともありますけど。そんな感じのことがみんなに起こってるんです。ミシガンとかアリゾナ、ダコタとかそんな感じです。そんな感じで僕もワイオミングに行きました。
C:1年?
P:1年です。
C:大きく変わった?
P:変わりましたね。行く前は英語は全く話せませんでした。言わば学問としての英語だったんです。書く、答える、覚えるということはできるんです。でも、会話にまつわること、つまりしゃべる事、コミュニケーションが取れなかったんです。なので、その時は本当に家に帰りたいと思っていました。覚えてるのは、ホストファミリーの家の外に出ると鹿がいたんですよ。僕、「え?」ってなって。ここ、どこ?鹿って、なんで?みたいな。鹿ですよ、鹿。鹿が家の前を走っていくんです。それが、アメリカの本当に遠くの遠くの州に、なんだか分からないけどとにかく遠く感じたんです。そんな感じで…僕、バンコクの人じゃないですか。ずっと見てきたのって「ザ・都会」で、学校もサートンとかシーロムとか、そんな所でぬくぬくと生活していたんですけど、突然そんなところにポンと放り出されて、びっくりしたんです。


びっくりしたっていうのは着いてすぐの時はカリフォルニアに行って、サンフランシスコに2週間いたんです。喜んでたんですけど、そこはなんて言うか、すごく雰囲気が良くて、良かったんです。映画みたいに道も見えて。坂道の通りなんですよね。すごくワクワクしたんです。その後で、また飛行機に乗らないと駄目で。飛行機に乗ってすぐに気が付いたんですけど、普通飛行機って1列に2席とか3席とかありますよね。その飛行機は1席ずつだったんです。プライベートジェットぐらいのサイズなんです。
C:どこかの島に行く便ぐらい?
P:そうです。左右に1席ずつ。


僕のスーツケースがこれぐらいのサイズだとすると、通路はそれより狭いぐらい。空港はと言うと、飛行機が到着して機体から降りるじゃないですか。ここにガラスの仕切りがあって、こっちは荷物のベルトコンベア、出口から出る、みたいな。空港ってそれだけなんです。衝撃でした。「え?」みたいな。全部がそんな感じでした。
C:映画の「ウォルター・ミティの秘密の生活」みたいな?アイルランドに降り立ったみたいな感じ?下りてきて、「え?人がいない」って。空港のゲートにも人がいないし、スタッフでさえ数人で
P:空港のスタッフも10人もいないぐらいでした。ほんとにそんな感じで。なので、ショックでしたね。え、大丈夫なの?って。最初はストレスに感じることばかりでした。喋れないし、コミュニケーションはどうやって取ればいいんだろうとか、勉強はどうしたらいい?友達できないんじゃないの?とか、全部が心配でした。
C:あっちの学校はどうなの?色んな便宜図ってくれたりするの?先生は。
P:そうです。全部に対して。
C:どれだけ先生から遠かったとしても?
P:どれだけ離れててもです。パソコン1台ずつチェックするんです。使えるノートパソコンが一人1台ずつあって、みんなが使えるように。全てのクラスの教材に関してです。テクノロジーは僕のいた学校よりも良かったです。凄く離れた地方で、アメリカの中で人口が最も少ない所であってでさえもです。


 ここまでで8分42秒なんですけど、なんか文字数多い???
情報量が多いびっくり
パソコンでやってみると割と作業しやすくて、もっとサクサク進むかと思ったら全然そんな事なかったのでした笑い泣き笑い泣き笑い泣き
明日から3日間また仕事があるので、ちょっと止まります。
BillkinもPPも新曲出したらそこからバンバン仕事入れるじゃないですか。
全部追いかけたいけど時間が足りなさすぎ笑い泣き
ちなみにこの訳だけで私、5時間とか6時間、写真編集して入れるともっとかかってるのです笑い泣き笑い泣き笑い泣きもっとサクサク訳したい。とはいえ文字数も多いので、サクサク訳せたとして2時間ぐらいかかりそうな情報量ですねびっくり
 さて本日は数日ぶりに仕事に行ってきます爆笑