8月になりました。今月辺りから税務調査が始まっていきます。想像を超える件数ですので、計画的に対応していきたいと思います。事務所を不在にするケースが増えますが、そこは組織力でカバーできるよう努力したいと思います。

 

さて、本日は、「令和6年からの新NISAが素晴らしすぎる!②」について記載いたします。

 

先月は、新NISAの変更点を記載いたしました。今月は、広がった非課税枠を利用して具体的にどういった投資を行なえばよいかという点について私に意見を記載していきたいと思います。

 

私がお勧めするのは、「成長投資枠」も全て「インデックスファンドでの運用」、というシンプルな手法です。具体的には、eMAXIS SlimシリーズかSBI・Vシリーズの中から好みのファンドをチョイスするのが良いと思います。インデックスファンドは基本どのファンドも、ある指数と同じ値動きを目指しますので、手数料が安いファンドを選ぶべきです。

 

そもそもインデックスファンドとは、TOPIXやS&P500などの指数と同じ値動きを目指す運用をするファンドを言い、市場平均の成果を狙えるファンドになります。それに対して、アクティブファンドとは、プロが運用し、市場平均以上の運用成果を目指すとするファンドを言います。現実には、殆どのアクティブファンドはインデックスファンドの運用成績を下回っています。つまり市場平均以下の成果しか出せないという事です。

市場平均というと、少なく感じる方も多いと思いますが、例えば、S&P500のここ10年の運用成績は、年平均15%程です。

控えめに見積もって年5%の運用成績を想定したとしても、

例えば、月額10万円、15年間、ドルコスト平均法で積み立てた時の成績は、理論上約26,728,894円まで積みあがります。(元本部分は1800万円)

十分な運用成果だと思います。

 

また、世界中の株式市場全体に投資するファンドもあります。

(eMAXIS Slimオールカントリーなど)これらのファンドは、主要な世界企業全体に対して投資をするファンドであり、「世界経済の成長のおこぼれをもらうという投資法」になります。今後も世界経済は新たなイノベーションを産み出し、力強く成長することは間違いないでしょう。長期間投資すれば負けることはありません。

 

 

インデックスファンドは、暴落が来ても、好景気が来ても何も考えず、ひたすら定額を積み立てるだけの誰でもできる投資です。

是非、検討してみて下さい。

 

 

では、今月もよろしくお願いいたします。

 

石田