10月になりました。
いよいよインボイス制度が始まります。経理処理の過程で疑問点が
今月は、先月の続きで、私が地方で不動産投資をする場合に、どのような戦略をとっているかを記載いたします。
ア)需要と供給の釣り合った地域を選び、その地域の中でも、良い立地の物件を選ぶ。
その地域が20年後に人口が2割減る見込みだったとしても、一律2割減っていくわけではありません。地方の中でも便利な場所(具体的には、ショッピングモールや市役所などの周辺など)は人口が減りづらいので、そういった場所を狙います。
また、人口減少といっても翌日突然人口が2割減るわけではありません。時間をかけて減っていくので、人口減少のスピードよりも速く、キャッシュフローで利益を取り切ってしまう(売却時のキャピタルゲインに頼らない)のが基本戦略になります。
また、地方投資においては駅からの徒歩分数は殆ど考慮しなくてよい要素となります。それよりは、駐車場の台数が足りているかを最も重視する必要があります。
イ)地域最安値級の家賃を設定する。
地方は過剰にリフォームをしても、家賃に上乗せして回収しづらいという特徴もあります。むしろ、家賃が1000円でも安い方が喜ばれるケースが多いです。
最低限のリフォームを施し、地域最安級の家賃設定にして、家賃で入居者に還元する戦略をとります。そうすることで、人口減少しても選ばれやすいと思います。
ウ)保証会社の審査が通ることを前提に、外国人・生活保護受給者も受け入れる。
外国人・生活保護受給者に関しては、敬遠する大家さんが多いとのことですので、この市場を取りに行くだけで相当有利になります。一度入居すると退去しづらいというメリットもあります。管理会社の審査と保証会社の審査さえ通れば入居可にしています。
なお、ペット飼育の希望に関しては、敷金を預かることを条件に、ネコのみ可としています。(犬は鳴き声で隣人トラブルになりやすいため、今のところ不可にしております。)
特に資産形成初期段階においては、地方一棟投資はお勧めです。やはりキャッシュフローが良くなるのが何事にも代えがたいメリットになります。是非ともご検討ください。
ですが、くれぐれも不動産投資の勉強をしてからにしてください。
では、今月もよろしくお願い申し上げます。