4月になりました。本年も、確定申告期限が延長されました。感染状況を考えると当然かと思います。幣所でも申告業務を引き続き行なってまいります。該当する個人のお客様は、何卒よろしくお願いいたします。なお、個人の消費税の納付期限も4月15日となっておりますので、ご注意ください。(4月30日ではありません。)

 

 さて、今月は、「4月から税込み価格表示が義務化されます。」というテーマで記載いたします。

4月1日より、店頭の値札やチラシなどにおける価格表示が、税込表示しか認められなくなります。(不特定かつ多数の者に販売する事業者が対象となりますので、事業者向けの機器販売業者などには適用されません。)

つまり、今後は、「998円+税」「998円(税抜き)」などという価格表記はできないということです。

 

 4月1日以降は、以下の様な方法で表記しなければなりません。

・1097円(税込)

・1097円(税抜998円)

・1097円(うち税99円)

・998円(税込1097円)

 

 上記の例ですと、998円に価格設定している意味がなくなってしまいますね。

総額表示義務化のせいで本体価格を値下げせざるを得ないのであれば、事業者にとっては、本当に辛い経営を強いられると思います。

 

 また、飲食店などで軽減税率が適用される可能性のある食品類については、以下の方法で表示します。

 

・もりそば550円(540円)

 ※(  )内は出前の値段です。

 

・もりそば550円

 ※出前の場合、税率が異なるため、別価格となります。

 

 

 今回の、総額表示義務付けについては、消費税額を含む総額を一目でわかる様にするという点では、消費者のための改正といえます。ただ、これまで税抜き表示に慣れてしまっている点を考えると、心理的に「値上げされた」と錯覚してしまう方も多いと思います。それが原因で購入を躊躇してしまい、結果、景気がより冷え込まないかと大変心配しております。ただでさえ、コロナで大打撃を受けている事業者が多い中、タイミングとしては悪いと思わざるを得ません。

 

 ただし、繰り返しになりますが、総額表示は「義務化」されてしまいました。法律は守るべきですし、仮に税抜き表示を続けてしまうと、お客様から会計の時に「税込金額と誤認させられた」とクレームをうける危険もあります。なるべく早く対応するようにしてください。

 

 では、今月も、よろしくお願いいたします。