ワクチンは打たないけれど既にもう時間は来年時間となって

しかしもうモラトリアムは終わったね 嫌なことでも始めなければ

忙しいことが嫌いな私だったから忘れがちになる義務や日常

スケジュール帳を失くしたような一年が終わり始まる明日の時間



変異して若者に牙剥き出して ウイルスに狂暴性を垣間見る時

その割には少し遅いとも思う なにがしかの意図あるとも思わないが

ワクチンがこんなに早く出来たのも 発生時期や種類が想像出来ていて

先見性、想像力を欠く政府、而して敗戦までの急坂

「われわれは科学に基づく政権だ」バイデン大統領の声を聴く

変異性ウイルス10倍速で伸び ワクチンもまた対応急ぐ



番頭には出来ないことをぼんちがする 算盤勘定超えた商売

ぼんちにはぼんちの修行、遊ぶこと遊び通して先を見ること

大阪の船場方式、番頭を婿に迎えて商い任す

が、故か、大奥と表を分けていた 老中どもに政治を任せ

グダグダになってしまうのが日本の場合 君主にふさわしい英邁さ無く

☆彡

100人の愛人持っても政治を忘れないエカテリーナは啓蒙君主

ロシアではエカテリーナの治世があり戦艦ポチョムキンのポチョムキンもいて



生ぬるく結ばれていて絆を言う 互いに憎み貶めもして

桓武の帝、嵯峨の帝もそれほどに遠いわけでもない末裔が

相争い相討ち殺し合う枝分かれした源氏平氏が

どちらにせよみな親類のようなもの 故に肩寄せ絆絆と

八幡太郎義家が末裔の各地に栄えまたは滅びて

源氏の嫡流は途絶え、新田の祖、足利の祖、武田の祖へと

血脈は張り巡らされていたるから 完全に絶えるということはないが、

因果応報というか定めなきはこの世のならいというか白骨の書もそのままに。

しかし結局、実朝が甥の公暁に殺されて 鎌倉源氏は三代で終わった



誰もまだ見ていない空に憧れた少女が見たもの幽囚が解け

大方は政敵にしても忘れ果て 斬り殺すことはあっても長い幽閉の時間

40年、幽閉されるというしつこさ 日本の歴史にも少ないしつこさ

土佐藩の家老であった野中兼山の一族が見た空の色思う

『婉という女』で描かれた野中兼山の縁者幽閉された物語

四万十の河は海へと流れゆく 土佐中村は小京都という

☆彡

滔々と長江流れ三峡ダムよりは轟く放水もありなむに

インドでは氷河が崩れヒマラヤのイエティがいればイエティも泣く





明日は明日、今日は今日とて割り切ってメダカの水換えから致しませう

暖かい二月九日 陽炎か逃げ水に似て野火止の道

青空がこんなに綺麗な今日だから富士の雪渓も見えそうな日で

熱しやすく冷めやすいのが日本で私もまたそのようであり

熱ありて熱ある時に為すべきを熱冷めてから思うひととき


来年の今頃するべきことをせむ 宿題山積してはいるけれど

日本は先進国で後進国 不思議の国であって夢遊病に似て

貧困な国の接種をどうするかテドロスさんも憂いているが

所得の高い国ではあるから日本はワクチンを購うことだけは出来

香港の市民は失望を隠せないミャンマーの国民もまた落胆し


世界は動き日本は止まるなぜなのか右左見てなおも右見て

イスラエルは暴君政治ではあれど ワクチン接種は最新の情勢

通信業界との増収賄でネタニヤフ首相出廷する 日本に非ず

日本では後ろ向きなる発言で20世紀を行きつ戻りつ

心病むは市民、国民 胃袋と心臓一つずつ持って生まれて


日本も後から付いて行くからに30,000円を目前にする

ドル円もドル人民元も堅調で中国もアメリカも先行き楽観

進化系株式市場は先を行きニューヨーク株式市場も最高値更新

世の中は回り回って螺旋状階段上る或いは下る

止まることも先を急いで行くことも性に合わないすることが無い


さて明日は突き抜けて行く雲の峰 ふるさと銘菓の青空の鷹

コロナはもう私の中では終わっている 
ポストコロナ、アフターコロナが生まれもしないが

日々生まれ日々に消えゆくものたちを弔いながら流され流る

憶えきれず憶える気もない昨日、今日、そして明日また生まれるものを




池水に鯉は放たれ岩陰に黒き真鯉も緋鯉も隠れ

筧に引く水は冷たい伏流水、滾々と湧き流れてやまず

漆掻きの職人、山に入るために何日もかけ泊まって作業す

楮、三椏、木の繊維、終日、釜で茹でて茹で上げ

織物を買う商人、漆を掻く職人、山峡の道にも人の往来



一艘畑、八幡平の麦、小麦、蕎麦を満たして船下るという

フォッサマグナ、日本を二分する断層 化石も眠る青い海底

早川の化石は巻貝、二枚貝、中央構造線の段差に

早川は富士川となり海までの旅をする川、富士川下り

一艘畑、舟一艘に積んで行く 富士川下り静岡までを



三階はお蚕の部屋、お蚕は桑を食みつつ眠る姫君

百目柿、甲州百目とも呼ばれ 手に余るゆえ人手要る柿

村人を動員もして柿を剥き、柿を吊るして冬の支度を

桑を植え、お蚕を飼い、柿を植え、柿の簾で二階を巻いて

白兎、何羽も皮を剥ぐことの上手、名人 見事に綺麗に



孔雀を飼い兎を飼って戦前の山村、銃後の村でもありて

信玄や穴山梅雪活躍しそして敗れた頃も花咲き

千諏訪公討ち死にをした川の傍、石碑の立ちて川を見下ろす

山上の村には天の河のほか見るものもなき漆黒の夜

七面山、遠くのぞみて湾曲する谷の上なる霧深き村



山上の旧街道は今はもう獣でさえも通らぬ道に

西山温泉、下部温泉、信玄の隠し湯となむ霧に包まれ

金が採れ作物が穫れ子が生まれ生業在りし頃の遠さに

寺二つ、神社が一つ、斯く小さき小さき村に残し人無し

トンネルは木々のトンネル トンネルを出れば開けて村一つあり



湯治にも来たれば長く滞在しその伝説の数々残す

孝謙天皇は女帝であれば伝説の奈良田温泉その七不思議に

山上の峠に見れば富士さえが下にも見えて星の降る村

金のみに非ず産出するものを人は欲深く追いて死の淵

信玄の金山奉行は塁築き館築きて川沿いに住む



小塚様、八幡平、古屋敷 移動の跡は何も記され

山々をつなぐ峠の旧街道 酒屋をすれば酒屋と呼ばれ

塩山の高橋、ここも黄金湧き信玄公の掘らせた跡が

一本の道は秩父へ周る道、黄金山から見下ろす盆地

山上の温泉も出て長い長い階段昇れば露天の風呂が



ツツジ咲く上萩原の高原は 温泉出でて温泉の宿

花盛りの頃は桃咲き杏咲き 石和温泉まで花の道

馬小屋に馬が留守番していたが終点にても降りる人もなし

二本木は樋口一葉にゆかりの地 バスが通って行く桃源郷

甲州の塩山、恵林寺ある町の今は笛吹市となるらんか



秋元公、上州舘林へとお国替え 加増もありて若年寄となる

城山は秋元但馬守の城 涼しさゆえに茶壷が過ごす

富士山は犬目峠の高さにてなおどこまでも絵姿の富士

猿橋の木橋も越えて山の道 風を見る道、甲州峠

甲州の街道今も残る道 犬目千軒本陣岡部家



奈良井宿、長泉寺にも立ち寄れば 水も涼しき木曽路の夏は

冨士講の御師の宿も火を焚けば 農鳥浮かぶ富士の斜面に

小さいが瀧は瀧にて田原の瀧 激しき飛沫、芭蕉の句碑に

お茶壺は城山に置き夏を越え 千代田の城に献上となる

御城下を流れる家中川がある 音立て流る雪解けの水



夜は来て光が闇に変わるころ家々の灯り点りゆく見る

明日の日に希望を求めたこともなく 何かを成そうとしたこともなく

光あれば陰もあるべし陰あれば光もありて犬と歩けば

「アカルサハ、ホロビノ姿」とするならば 今は明るい?それとも暗い?





あまりにもアカルイ空はむごたらしく 全てを明るみに出す影も無き世界

蝸牛には蝸牛の人生ありまして 紫陽花の咲く初夏まででよし

となればまたまた終活始めるの? いえいえそれはカタツムリですから

双肩に何を負うてか古代人 岩塩らしき荷を負う線画

太陽がインカの石室を照らしていた 何のためにか作られた石室


来年になれば全てが終わっている 北半球の孤島日本

南北を分断していた戦争は終わっても 生きるための闘いがあり

そういえば『風と共に去りぬ』でもそんな台詞があり スカーレットは綿花畑で大根を齧り

戦争は終わりましたが戦争の後には さらなる戦いがあり

船旅が終わって港に着くような下船をすれば 日常の始まり


やらなきゃならないことが一杯あるような気がする 夏休みが終わって、宿題が残っているような

なんとなく気ぜわしくも思われて コロナ後の生活がもう始まってしまったようで





天気良くコロナもそろそろ終わる気運 故にか知らず定めなき心

出来ること出来ないことの境界も 油膜にも似て定かでもなく

大事なことが何かありそうな無いような どのあたり行く旅の途中か

義務感ややらなきゃならない色々や 何より何をしていいかわからず

なぜならば執行猶予が解けるから モラトリアムは終了となり


コロナももう終盤戦と思うから かえって苦しいような気もして来る

思おえば38,957円44銭、1989年12月29日のザラ場のことに

船出して帰らぬ港に待つばかり待てば海路の日和とぞ言ふ

30000円も軽く達成しそうだが上がり下がりは天気にまかせ

圏外に置かれて生きているようなわが持ち株を残して騰がる


今日は本当にいい天気で この世は完璧という気さえする

まぁいいや なぜか突然青空が こんにちは、って挨拶したのさ

それなのに内容を憶えていない 何だったかな

大事なことを聞いた気がする入学式の学長の言葉





遺族や遺児を根絶やしにしようとした例は
あまりない
敗北して自刃したり
城に火を放って自害したりは
普通にある
頼朝は思っただろう
もし池の禅尼の嘆願がなければ
そして自分たちが生きていなければ
源氏に平家が討たれることはなかったと
平氏の栄華が
これほど早く終わることもなかっただろうと。

故に頼朝は弟義経を許さず
奥州にまで追い詰め、
根絶やしにした。

平家物語には及ばずとも、
太平記では、まだまだ風情のあった
政争の歴史も、現代に近づくほど、
みもふたもないあれやこれやに。



東京女子医大って、問題が多いね。
2歳男児が2014年に術後死亡した事件もあったし、
多分同じ病院だよね。
職員の待遇にも問題があるようだし、
あまり受診したいという気にはなれない病院だ。