こんなことを書けば、
不快に思う人もいるかもしれないが。
私がNHKの大河ドラマや朝ドラを視ないのは、
主人公が、
頑張っている人が多いからだ。
私は、概ね、頑張っている人が好きではない。うるさく感じる。
大河ドラマや朝ドラの主人公になるような人は、
高い視聴率を獲った太閤秀吉や、
おしんのように、
どちらかと言えば、
人並み外れて頑張って、
知恵と才覚で成り上がり、
何らかの形で、
天下を取るといったタイプが多い。
まぁ、それが目的だろうから、
元気の出るお話を持って来るのだろう。
ロシアの小説『オブローモフ』の主人公、
オブローモフのように、
生きる目的もなく、努力もせず、
なまくらに怠惰に暮らしているタイプは
描かれない。
大河でなくても、
幕末や、明治維新物も嫌いだ。
維新の英傑などという人たちや、
明治政府の人たちも嫌いだ。
その時期に活躍した政商たちも嫌いだ。
そういう意味では、
来年の大河だか朝ドラだかは、
厭わしさも極まる。
最近では、
トランプ政権や安倍政権の土壌と共通するもの。
自他の歴史や文化を負わないのは、気楽でいいだろうが、
そういう施政者や、
政府に重用される学者や政商たちの頭の中味は信用できない。彼らによって推進される世界も。
価値観というより、性(しょう)が合わないのだろう。一日でも聴いていられる音楽と、短くても聴きたくない音楽があるように。