70歳まで繰り下げれば、42%増し。
こんな大盤振る舞いのプランを、
年金が増えると喜ぶ気になれるだろうか。
私たちの国の年金プランが、
こんなにも杜撰で、
しかも、それを承知の上で、
放置していること。
これはいったい、いつ作成されたのか。
前時代の残骸なのだろうか。
人々の余命が、もっと短く、
金利がもっと高かった時代に作成されたまま、
これほど寿命が延び、
超低金利が続く今も、
死滅した巨大生物の標本のように
曝されているのだろうか。
それでは、ただの怠慢である。
これほどの怠慢体質なら、
年金がどれほど先人たちが働いて積み上げても、
社会保険庁時代も、多額を雲散霧消させ、
年金機構となっても、無責任体質に変わりがないのも
当然のように解る。
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もうそこまで迫っている。
年金ほぼ5割増しに近い事を
現実の既定路線として、
将来に向かって約束してしまうのだろうか。
それは、破綻を招じ入れることだ。
現在の65歳支給の裁定額の支給でも
原資が足りなくなるとしながら、
なぜ、70歳まで延ばしたからと言って、
ほぼ5割にも等しい増額率を
放置しているのだろう。
70歳まで後ろ倒しにして繰り下げ、
(もちろん月単位,0.7%増しで増やせる。
3年でも3割くらいは増える。)
4、2割増しの年金を、
死ぬまで受け取る人は、
この先普通になる。
実質、年金額の大幅UPとなるが、
それで良しとするのだろうか。
こんな高金利が付く金融商品が、
今時存在するとは驚きだ。
美味しすぎて危険な匂いを放っている。
4割増し5割増しの年金を大量に支給し続けたら、
突然、死亡率が上昇でもしない限り、
年金原資は枯渇する。
社会保障改革を叫び、
年金を様々にカットする法案を探しては
成立させているくせに、
ここだけは、治外法権区域のように、
矛盾した大盤振る舞いは
悪質な無計画さ。
無計画でなく、計画的ならなお悪い。
(最後の最後に、基準支給年齢を68歳、70歳へと
改定し、ロープを切って落とすつもりなら、
さらにさらに悪質だ。
鼻先の人参を切り落とし腐らせるのだから。)
実質年金額UPをした結果、
繰り下げ受給の多大なるメリットを知りつつ、
生活費に余裕のない層は、
早期に年金を受け取り、
生涯に渡ってホゾを噛み、
貯蓄や、不労所得があって、
年金を5年や10年据え置いたところで、
痛くも痒くもない層は、年金を預けたまま、
7~8%の高利で太らせる。
肥らせる獲物。
余裕のある層は、
元々多い年金の4.2割増しの年金を
70歳から、一生受け取り、
その余裕のない貧乏な人は、
元々少ない年金を、
みすみす低額のまま受け取り、
現役時代も激しかった貧富の差を、
老後はさらに拡大し、生涯固定する。
ペナルティとプレミアムが
相反する結果の産物。
長生きは想定外で、
困ったこととしながら、
なおこの杜撰さ。
さらに想定外でしたと、
何年後かに、言い訳するつもりだろうか。
