ここからは2週間ほど新潟競馬場と札幌競馬場の2か所体制で実施するが、例年と異なり暑熱対策を実施しての開催になる。
新潟競馬場は両日、札幌競馬場は日曜日に重賞レースが控えている。
まずは、新潟ジャンプステークスについて触れたい。
○新潟ジャンプステークス(J・GIII)
新潟競馬場の芝3250mで争われる3歳以上の重賞競走。今年は暑熱対策として、16:50発走の第9レース目で実施される。
1999年創設。暮れの大一番、中山大障害に向けた重要な競走でもある。スタートしてから外回りコースを通り、ホームストレッチの置き障害を3回、2週目は内回りコースを通って1回の置き障害をそれぞれ飛んでゴールする。
登場以来、8月下旬~9月上旬の新潟競馬場を締めくくる競走の1つとなっていたが、2020年より小倉サマージャンプと開催時期を交換し、7月末~8月上旬の開催に移動している。なお、2000年のみ中山競馬場の3350mの距離で実施していたが、それ以外は新潟競馬場の3250m実施で変更は生じていない。
出走枠はフルゲート14頭まで与えられている。
◯真夏の新潟障害重賞戦
今年の出走馬は13頭で、昨年の同レース覇者サクセッション・2年前の覇者ホッコーメヴィウスをはじめ、新潟の障害オープン戦で好走中のパトリックやサペラヴィなど逸材揃いである。札幌競馬最終第12レースが終わったあとの夕方実施なので、暑さとの闘いでもある。勝利をつかむのは…?