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次は目黒記念に触れたい。
目黒記念は、東京競馬場の芝2500mで争われる4歳以上・ハンデキャップの重賞競走である。日本ダービーの次の第12レース目に設定、発走時刻は17時ちょうどとなっている。
目黒記念の歴史は、第1回の日本ダービーが行われた目黒競馬場が由来とされる。府中市の東京競馬場へ移転する際に、目黒競馬場の名前を永く後世につなげるため、1932年に創設されたのが始まりだ。当初よりハンデキャップ競走と扱われているため、国内のレースでは一番古いとされる。最初は3歳以上の3400mと、現在のダイヤモンドステークスと同じ長距離で春と秋の2回行われていたが、1933年秋開催に東京競馬場へ移動、距離は幾度かの変更を受けて1950年の秋から2500mになっている。1964年に春開催の出走条件を4歳以上、秋開催はそのまま3歳以上としたのち、1984年のグレード制導入でGIIに格付け、秋の開催をアルゼンチン共和国杯に代替した上で春開催のみに変更した。2006年に日本ダービーと同日の開催で、日本ダービーの次の最終12Rに実施する形となった。(※2011年は震災による電力事情を考慮し、日本ダービーの前日に回した。)
なお秋に開催するアルゼンチン共和国杯(※こちらも負担重量はハンデキャップの重賞)と同じく、1着賞金は2025年現在5700万円、2着2300万円、3着1400万円、4着860万円、5着570万円に設定されている。伝統のハンデキャップ重賞を制覇するのはどの馬か?過去10年間のデータ分析から見るポイントをあげたい。
◆上位人気はまずまずの成績だが、6~10番人気の3着以内もあるので、考慮する必要がある。
◆内枠が優勢。特に11番から内の方が勝ちやすい傾向にある。
◆6・7歳馬は好走しやすい傾向にあるが、基本的に年齢は不問である。
◯難解の目黒記念
目黒記念は、春競馬開催における伝統のハンデキャップ重賞の総決算でもある。ダービーが終わった直後の興奮冷めやらぬ雰囲気をそのままに、難解な予想が見込まれる。
大阪ハンブルクカップ勝ち組からウィクトルウェルス、阪神大賞典3着馬ダノンシーマ、ダイヤモンドステークス3着馬ファイアンクランツなど16頭が揃った。難解の重賞を勝ち抜くのは…?
次は5月31日に牡馬クラシックの第2関門である「日本ダービー」が行われるので、取り上げたい。
日本ダービーは、東京競馬場の芝2400mで争われる3歳馬限定のGIレースである。WIN5対象レースの5つ目である。「東京優駿」ともいい、最も幸運のある馬が勝つといわれている。
ダービーの歴史は古い。1932年、目黒競馬場の「東京優駿大競走」が始まりとされる。当時は芝2400mで争われ、その2年後に府中市の東京競馬場へ移転。それ以降は、距離・実施競馬場とも変更なく現在まで至っている。1950年に東京優駿競走へ改称、日本ダービーの副称が与えられ、1964年に「東京優駿(日本ダービー)」のレース名となっている。1984年にグレード格付けをGIとした。
この日本ダービーは、時により大波乱を起こすことがある。その印象強いものと言えば、2018年だ。
皐月賞でふがいない結果だったワグネリアンが勝ち、2着に4番人気のエポカトーロ、3着に16番人気のコズミックフォースが入り、3連単は300万近い大波乱となった。これは上位3人気が揃って5着以下に敗れたのも要因である。翌年のロジャーバローズも京都新聞杯2着から出走し、見事な勝利を挙げた。ただ、2着・3着が上位人気だったこともあり、3連単は20万近い払戻金にとどまった。
東京優駿(G1) 結果・払戻 | 2018年5月27日 東京10R レース情報(JRA) - netkeiba.com
これらを考えると、皐月賞に次いで難解ともいえようか。波乱を考慮したうえで、過去10年間のデータ分析から見るポイントをあげたい。
◆上位5番人気以内が優勢。
◆内枠がやや優勢(過去10年間で3頭の優勝馬あり)であるが、枠順は近年気にする必要はなし。
◆キャリア4~5戦の馬に好走傾向がある。
◆皐月賞からの参戦馬で皐月賞で好走していると、そのまま結果に直結しやすいが、10着以内なら巻き返しもあるだけに侮れない。但し、皐月賞以外からの臨戦馬で京都新聞杯・プリンシパルステークス・青葉賞・毎日杯からの参戦馬のうち、2着までの出走馬は好走傾向があったが、それ以外は悲惨な成績に終わっている。また、NHKマイルカップからの参戦馬も少なからずいるが、距離が違うので近年は成績不振気味。
◯7944頭の頂点へ
この日本ダービーは、過去の外人騎手による勝利がクリストフ・ルメール騎手のレイデオロ(2017年)、ミルコ・デムーロ騎手のドゥラメンテ(2015年)とネオユニヴァース(2003年)、ダミアン・レーン騎手のタスティエーラ(2023年)のみで、意外にも外人騎手の成績があまりよくない。
過去13年間において、勝ち馬を除く3着以内の経験は、2022年のイクイノックス(クリストフ・ルメール騎手・2着)、2020年のサリオス(ダミアン・レーン騎乗・2着)、2017年のアドミラブル(ミルコ・デムーロ騎乗・3着)、2016年のサトノダイヤモンド(クリストフ・ルメール騎乗・ハナ差で2着に負ける)、2015年のサトノアーサー(クリストフ・ルメール騎乗・3着)、2012年のトーセンホマレボシ(C・ウィリアムズ騎乗・3着)の6回である。参考までにしておくといいだろう。
勝ち馬の大半は皐月賞からの参戦馬であるが、京都新聞杯からのダービー制覇は2頭、毎日杯からのダービー制覇は2021年のシャフリヤールである。その反面、ダービートライアルの青葉賞・プリンシパルステークスからの勝ち馬は出ていないのがわかるだろう。青葉賞は日本ダービーと全く同じ距離なのに、そのレース間隔の問題もあるのだろうが、今年は1週早めて実施した。
今回は18頭立てで実施。二冠を目指すロブチェン、青葉賞組から初のダービー制覇を狙うゴーイントゥスカイ、無敗のダービー制覇を狙うコンジェスタスなど、7944頭から「最も幸運のある馬」の栄誉に輝くのは…?
今回のWIN5対象レースはこちら。
1-薫風ステークス(東京9R)
2-與杼特別(京都9R)
3-むらさき賞(東京10R)
4-安土城ステークス(京都10R)
5-日本ダービー(東京11R)
WIN5対象レース | 2026年5月31日 レース情報(JRA) - netkeiba
なお、今回は日本ダービーや目黒記念の開催の関係で、WIN5投票の締め切り時刻は、A-PAT・即PAT・UMACAが14時15分、JRAダイレクトはそれより早い14時10分なので、間違えの無いように注意したい。
春開催の京都競馬場が最終週になるほか、東京競馬場での開催も引き続き行われる。
京都競馬場は土曜日に、東京競馬場は日曜日に2つの重賞があるが、まずは土曜日の葵ステークスから取り上げたい。
○葵ステークス(GIII) ※5/30
京都競馬場の芝1200mで争われる3歳馬限定の重賞競走。サマースプリントシリーズの前哨戦に位置づけられるほか、秋のスプリンターズステークスに備えた有力馬がここに集う。土曜日のWIN5常設化に合わせて、今年からWIN5対象レースの5つ目となっている。
葵ステークスの歴史は、1985年の「葵賞」から始まる。創設以来、オープンクラスの特別戦として芝1400mの短距離戦で行われていた。1989年に葵ステークスへ改称、1996年より距離を1200mに短縮したが、2002年~2009年は1400mに戻し、2010年から1200mでの距離に変更している。2018年に重賞へ昇格、同時に日本ダービー開催週の前日の開催にずらし、2022年に国際グレード格付けの承認が下りてGIIIのグレード格付けにより実施されることとなった。
同レースの主な勝ち馬と言えば、ダイタクヘリオス(1990年)・カルストンライトオ(2011年)・ロードカナロア(2011年)など。特にロードカナロアは、デビューから引退まで3着以内を外すことがなかった短距離スプリント界の名馬になっている。
波乱の決着になりやすいので、過去8年間のデータ分析から見るポイントをあげたい。
■上位人気は強いが、人気薄の好走にもご用心。
■マーガレットステークスや橘ステークスなど、前走がリステッド含むオープンクラス戦からの臨戦馬は好走しやすい傾向にある。
■牝馬が好走傾向にある。
◯素直に狙う?
今年も昨年と同じ16頭による3歳馬の短距離戦。橘ステークス覇者タガノアラリアと2着馬フォーゲル、マーガレットステークス覇者タマモイカロスと2着馬ヒシアイラの4頭が中心になりそう。
勝つのは……?
土曜日のWIN5はこちら。
1-凰雛ステークス
2-葉山特別
3-桃山ステークス
4-アハルテケステークス
5-葵ステークス
WIN5対象レース | 2026年5月30日 レース情報(JRA) - netkeiba
平安ステークスとWIN5の結果はこちら。
○平安ステークス
1着:ロードクロンヌ
2着:ヴァルツァーシャル
3着:タイトニット
1-高尾特別…シャイフ(4番人気)
2-シドニートロフィー…タガノアビー(3番人気)
3-大日岳特別…マリノトニトゥルス(5番人気)
4-欅ステークス…ドンインザムード(1番人気)
5-平安ステークス…ロードクロンヌ(1番人気)











