4/16は、牡馬クラシックの第1関門 皐月賞が行われる。

 

皐月賞は、中山競馬場の芝2000mで争われる3歳馬限定のGIレースである。WIN5対象レースの5つ目でもある。レース名は旧暦の5月からとっており、中山競馬場の春開催を締めくくる重賞競走でもある。

 

皐月賞は、もともと1934年5月に横浜競馬場で芝1850メートルを舞台に行われていた「横浜農林省賞典4歳呼馬競走」が本レースの始まりとされている。ただ戦時中は横浜競馬場が軍用化されたことから、1943年及び1944年は東京競馬場で芝1800mに、1947年に芝2000mへ、1949年に中山競馬場開催へ移動され、距離も1950mに変更、そして1950年に芝2000mとなっている。開催時期が4月になったのは、1952年から。2011年は震災の影響により、東京競馬場の開催に変更して行われた。(※芝2000mのまま)

 

本レースで掲示板内に入った5頭は、日本ダービーへの優先出走権が与えられる。

 

桜花賞と同じく波乱傾向があり、過去10年間の成績により、データ分析から見るポイントをあげたい。

 

◆前走が弥生賞・スプリングステークスなどの重賞だった方が好走率が高い。因みにその中から中6週以上と間隔を開けていた場合は、さらに好走しやすい。このため2月以前の重賞(※朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークス、京成杯、シンザン記念、きさらぎ賞、共同通信杯など)から、トライアル競走を使わずに本レースへ直行した出走馬は狙っておきたい。

◆前回のレースで1番人気に支持されていた方が勝ちやすい傾向にある。但し7番人気以下は、成績不振傾向にあるため厳しい。

◆キャリア5戦以上は苦戦傾向にある。それ以下を選びたい。

◆前走の第4コーナー通過順位が比較的前の方だと、勝ちやすい傾向がある。特に東京競馬場・中山競馬場の重賞(※京成杯・共同通信杯など)で、これに加えて2着以内の経験があると優秀。

◆前回レースにおいて、2着以下を離して勝利の実績がある。但し、朝日杯フューチュリティステークスに出走して5着以内の成績を残していた場合は、過信禁物。

 

歴史・コース:皐月賞 今週の注目レース JRA

データ分析:皐月賞 今週の注目レース JRA

 

 

◯今年も大混戦…?

「最も早い馬が勝つ」ともいわれる皐月賞。フルゲート18頭立てなのは言うまでもないが、勝ち馬をどう選ぶのかが悩ましい。

ポイントを抑えると…

★極端な人気薄は避ける

★共同通信杯で2着以内、またはホープフルステークスから直行してきた

★豪快な末脚が魅力的

★少ないキャリアで皐月賞に挑む

 

といったような内容が挙げられる。こうなると、牝馬のレガレイラを中心に共同通信杯覇者ジャスティンミラノと2着馬ジャンタルマンタル、ホープフルステークスと弥生賞2着馬のシンエンペラー、京成杯覇者ダノンデザイル、弥生賞覇者コスモキュランダなどと言った有力馬を中心に選びたい。

 

今回のWIN5対象レースはこちら。

1-立雲峡ステークス

2-春雷ステークス

3-福島民報杯

4-アンタレスステークス

5-皐月賞

WIN5対象レース | 2024年4月14日 レース情報(JRA) - netkeiba