ここ2年くらい、
久しぶりに会う人に痩せたと言われます。

体重の増減はそんなにないんですけどね。

お気遣いありがとう。





さてさて
先日


渋谷で開催されていた北欧映画祭、

「トーキョーノーザンライツフィスティバル2012」

観に行ってきました。
(先週の金曜日まででした)

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といっても1本しか観れなかったのですが
その1本が僕的には観れて良かったと思わせてくれる映画でした。



「シンプル・シモン」

僕が観たスウェーデンの映画のタイトル。


アスペルガー症候群の弟とその兄の話。


アスペルガー症候群とは知的障害のない自閉症と言われたり、
知的障害に関係なく言語障害のない自閉症とも言われたり
まだ定義がしっかり定まっていないようです。






アスペルガー症候群の説明をしただけで
この映画は重い話なんだろうなと思いましたよね?


そんなことないんですよ。
この映画はヒューマンコメディ。

劇場も笑い声がよくでていました。




僕が芝居を好きな理由の1つは

その作品を通して観てもらった人達に
「何か」を知ってもらえる、考えてもらえる
という事です。



直接、面と向かって

「あれはこうしなきゃいけないんだ!」

とか

「なんでこの事を考えてくれないのですか?」

と言ってしまえば知ってもらえることはあっても、
より多くの反発を買うはずです。



でも演劇って
興味を持ってもらうのも
考えてもらうのも
結論を出すのも
全ては作品を観てもらった本人。


最高に上品で
最高に薄いオブラートに包んでプレゼントできる。


そこが芝居の魅力だとも考えています。


もちろんそうでない作品もあるのは確かですが

今回のこの映画に出会って
アスペルガー症候群を題材にした話にもかかわらず
凄く心が温まったし
幸せな気持ちになれたし
アスペルガーというものを知れました。

感謝。




自閉症の弟を持つ、ライターの藤澤さんはこうおっしゃってました。


自分の身近な障害者はだれですか?

私は弟ではなく、自分です。メガネがないと仕事ができないからです。
ただメガネが普及しているから普通に働けるのです。


なんか
そう言われると
みんな何も違わないような気がします。


見方と発想が大切なんだなって。




演劇作品はたくさんありますがその作品にも色々役割があって
単純に楽しめるものから
重くシリアスなものまで色々です。


娯楽といえばそうなのですが、ただの娯楽とも言いきれないような気がします。


宮澤もその娯楽の一部となって色んな役や作品にチャレンジさせてもらえたら役者冥利につきますね。


次はどんな作品に出会えるか楽しみです。





劇場に飾ってあった前売り券たち。

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左下に見覚えが…。



☆コメント&ペタありがとうございます☆