変進 していく舞台 未涼亜希さん | ベルサイユな薔薇と猫

ベルサイユな薔薇と猫

もろもろのふるきくびきを乗り越えて、年月なんか関係無しに不変になものって何かいなと思ったら、結局ベルばらと家族(猫)(=^ェ^=)だった…。

今さらですが、雪組東京公演「shall we ダンス?」の感想文…

ていうか、未涼亜希さん復帰見たさに通ったので他の方はあまり観ておりません…

でも早霧さんのエラはやっぱりホントに美しかった!ラブラブ  大人の女性が悩む姿は、観客の女性がたも共感する部分あったんじゃないかな?
お父様に叱られて感情昂ってちょっと泣いてる時もあったような…
もー、エラちゃんが悪いわけないやないの!!
そんなに綺麗なのに誰がいじめるの?!…って
思わず抱っこしてよしよししてあげたくなる…ニコニコあせる(←オイ)

で、未涼さんですが、エロかっこいいというのは、この人のためにあるんだなと、そしてあんなにドキドキしたせり上がりは初めてかもでした恋の矢

エラを何気に色々エスコートする芝居は、流れが自然で、
よく、男役が男らしく見えるように、娘役はより女性らしく演じる…という話を聞きますが、
逆もあるんだなと思いました。

多くの観客は、エラは本当は男役の早霧せいなさんが演じている女性で、孤高な役だしキリッとカッコよくて当然…と無意識に思ってると思うのですが、
未涼さんのアルバートが普通の女性(てかレディ?)に対するようにエスコートすると、早霧さんは普通の、か弱い?女性に見えました。
口調のきつさもちょっと可愛く見えたり。

もしかしてアルバートは美しいエラにちょっと触れたかったのかなと思うような、軽いボディタッチしながらのエスコート♪
ハイ、ドキドキしました目

そしてもうひとつ驚いたのは、初日より千秋楽の方が、アルバートがなんだか若くなっていた事!!
年令設定、アルバートはエラよりちょっと若いという事でしたが、初日のアルバートはエロかっこいいけれどもエラを諭すかのような、ちょっと大人な紳士に見えました。
(それはそれでめちゃ素敵で説得力も感じたけど)

ところが千秋楽のアルバートは、口調も諭すというよりは、説得してみたいこの人を。的な、
座りかたも男の子っぽくて、つい「カワイイ~ドキドキ」と言ってしまいました。。。。

その後の病院のシーンの「じゃあ、ボクはこれで…」というセリフも、初日は紳士的に大事なくて良かったという風な落ち着いた感じだったのが、千秋楽ではちょっとまだ戸惑ってる男の子風の言い方になっていて、表情もまだちょっとドキドキしてる感じで、これまたカワイイ~ラブラブ  … でした。

このシーン、アルバートはホールで踊っていたままの派手な上着を脱いで手に持ってました、そりゃ病院でその上着はいかんよなぁと関心。これも未涼さん判断の演技との事でした。

初日から、例え舞台が開いてもまだ役作りを重ねて行く、もちろん他の出演者もそうでしょうが、そんな感動を感じた公演でした。
千秋楽だからと言って無理なアドリブも無かったのが反って安心しました。

未涼亜希さんの舞台、男役の芝居、歌の魅力、ダンスのキレや色気も、本当に素敵です。
素晴らしい実力派の大スターだと思います!!
ずっとずっと長く見ていたいですね。
きっと他のスターさん達と同じくいろんな努力をし、いろんなものを犠牲にして舞台にかけて来たのだと思います。
そしてファンを魅力し続けて愛して来て。

けれどもしかして、そのために今、とても大事な居場所を失おうとしているのではないかと思ったりもします。大丈夫ですか?無理していませんか?と。一ファンとしては悲しいけれど、スターさんの平安な幸せもまた祈りたくなったりもするのです…。

未涼さんの男役、ずっとずっと見て行きたいですねクラッカー