【仙骨をしまう2】を訂正しました。

この中で「仙骨をしまった状態で歩くには前傾するしかなく」と書きましたが、仙骨をしまうと上半身はまっすぐになります。
だから、階段を上がる動作でよくない例として使われる「前のめり」になりづらくなります。

「前傾」という表現は頭部を前へ倒すようなイメージを描かせてしまい、適切ではないと思いましたので訂正しました。失礼しました。

【仙骨をしまう】に慣れると、肚(とくに臍下丹田)から前へ出る感覚がよく掴めるようになります。

僕の場合、最初は「肚から前へ」「みぞおちから進む」と意識してやっていたのが、気づくと意識することも忘れて自然とやっているようになりました。
腰帯で肚が、たすき掛けで背中がしっかりきまるので、これも手伝っているかも知れません。

自然にできるようになってくるとこれが面白い。歩くがより安定して、いい意味で機械的というか・・・。なんとも表現しにくくて申し訳ないのだけれど。

すべては【仙骨をしまう】にあると思っていて、これがきまればあとは自ずと腑に落ちるようになると思います。

ちなみに、犬は何かを怖がったりすると尻尾を内側にしまうのですが。
人間にも尾骨があるので、自分に尻尾がついてるつもりで仙骨ごと内側にしまうような感じでやってみるといいかも知れません。