小説 校内放送③ | 日本人なら米を食え!!のブログ

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突然放送のチャイムが鳴り響いた。


えっ?誰もいないのに。放送誰がしているの?


クラスを見渡す。うん全員そろっている。じゃぁだれだ?


ここで放送が始まった。


{こんにちは、皆さん。おっとおはようがいいのかな。}


なんか紳士的な野郎だ。だがこんな声先生でもないような気がする。イメージとしては先生よりもっと幼い声だ。


{パニックにさせて申し訳ありません。私放送君でございます}


いやそんなこと聞いていないから。


{私は今まで幾多の学校を見渡しました。その中でこのクラスは特に素晴らしかった。}


なんか急にいろいろしゃべる野郎だな。こっちは心の整備ができていないのに。

するとどこからか

「いちいちうるせーよ!!まずこの状況をせつめいしやがれ!!」

と誰かが言った。

おいおい放送君とやらは放送室もしくは職員室にいるんだぞ。声が聞こえるわけないだろうと言おうとした瞬間


{これはこれは失礼しました。状況の説明がまだでしたね。ではご説明いたします}


っ!!なぜ聞こえるんだ。みんなも驚いているようだ。あの学年一位の尾上まで驚いてる。

これは俺には理解できないそうだから考えるのを放置しよう。と思った時だった


{説明と言ってもこれといった説明はないんですがただ私がこれをしたかっただけです。}


・・・・・わけわからん言葉が返ってきた。理不尽すぎるだろ。


{1つ1つ説明していたらきりがないので本題に行きます。・・・どこまでいってましたっけ}


さぁな


{あっ、そうそう。ここのクラスはすばらしかった。}


それでなんだ。お前の目的は?


{だからあるゲームを行ってもらいます}


ゲーム?まてそれよりもなぜ従わなければならない?従う理由が見つからないんだが。


{まぁしなくてもいいです。でもしない人は・・・・・こうなります} パチッ


指を鳴らした音か?だがその合図がなったあと放送である言葉が発せられた


{帆苅瀬井 脱落}


たったこれだけの言葉だった。時間にして0、5秒なかっただろう。

ただその言葉だけで帆苅が倒れた・・・・


なんだ。何が起こった。えっあっ帆苅・・・大丈夫か・・・?


3~4人が駆け寄った。そのうち安否の確認の言葉が悲鳴に変わった。


{わかりましたか。もう1度言います。ゲームに参加しますか?しませんか?今はそのことしか受け付けません}


・・・・・・どうなっているんだ………………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?


そして放送の終わりのチャイムが鳴り響いた・・・