http://book.asahi.com/review/TKY201102150186.html
■解読宣言10年、「革命」は起きたか
ヒトの全遺伝情報、すなわちヒトゲノムの解読がほぼ終わった。クリントン米大統領が2000年6月、こう宣言したときにその脇に立っていたのが著者である。日本も参加した国際協力による解読計画を率いた。
医学はもちろん、私たちの生活は一変する。大統領もそう高らかにうたい上げたのだが、10年たってどうか
http://book.asahi.com/review/TKY201102150186.html
■解読宣言10年、「革命」は起きたか
ヒトの全遺伝情報、すなわちヒトゲノムの解読がほぼ終わった。クリントン米大統領が2000年6月、こう宣言したときにその脇に立っていたのが著者である。日本も参加した国際協力による解読計画を率いた。
医学はもちろん、私たちの生活は一変する。大統領もそう高らかにうたい上げたのだが、10年たってどうか
http://book.asahi.com/review/TKY201102150188.html
■見えないもの照らし出す言葉たち
「自由律俳句集」と銘打たれている。が、全てを所謂(いわゆる)「あるある」ネタとして読むこともできそうだ。
「弱火にしたいのに消えた」(せきしろ)、「急に番地が飛んだぞ」(又吉直樹)、「回文じゃなかった」(せきしろ)、「起きているのに寝息」(又吉直樹)。
僅(わず)か数文字という短さ。にも拘(かか)わらず、強い「あるある」感に襲われる。我々の日常ではこの何百倍もの語数を費やしても伝わらないことが多いのに、なんという言葉の力だろう。
「あるある」ネタでは、云(い)われた瞬間にぴんと来ることが重要だ。但(ただ)し、誰もが意識していることを上塗りしても意味がない。「寝不足が辛(つら)い」では「あるある」にならない。つまり、万人がなんとなく感じていながら、はっきりとは