http://book.asahi.com/review/TKY201102150186.html

■解読宣言10年、「革命」は起きたか

 ヒトの全遺伝情報、すなわちヒトゲノムの解読がほぼ終わった。クリントン米大統領が2000年6月、こう宣言したときにその脇に立っていたのが著者である。日本も参加した国際協力による解読計画を率いた。

 医学はもちろん、私たちの生活は一変する。大統領もそう高らかにうたい上げたのだが、10年たってどうか


http://book.asahi.com/review/TKY201102150188.html

■見えないもの照らし出す言葉たち

 「自由律俳句集」と銘打たれている。が、全てを所謂(いわゆる)「あるある」ネタとして読むこともできそうだ。

 「弱火にしたいのに消えた」(せきしろ)、「急に番地が飛んだぞ」(又吉直樹)、「回文じゃなかった」(せきしろ)、「起きているのに寝息」(又吉直樹)。

 僅(わず)か数文字という短さ。にも拘(かか)わらず、強い「あるある」感に襲われる。我々の日常ではこの何百倍もの語数を費やしても伝わらないことが多いのに、なんという言葉の力だろう。

 「あるある」ネタでは、云(い)われた瞬間にぴんと来ることが重要だ。但(ただ)し、誰もが意識していることを上塗りしても意味がない。「寝不足が辛(つら)い」では「あるある」にならない。つまり、万人がなんとなく感じていながら、はっきりとは

http://www.asahi.com/international/update/0218/TKY201102180181.html


【カイロ=貫洞欣寛、マナマ=古谷祐伸】チュニジアの政変に端を発する中東での市民デモの連鎖が止まらない。カダフィ大佐による事実上の独裁体制のリビアでは17日、同国第2の都市ベンガジなど複数の都市でデモ隊と治安部隊が衝突し、AP通信によると計20人が死亡した。イエメンでも、南部の反政府デモで4人が死亡。イラク北部クルド地域でも、地域政府を批判するデモがあり、2人が死亡した。

 リビア北東部ベンガジでは17日、民衆数千人が集結し、カダフィ大佐の写真を破りながらデモを続けた。政権側は反体制デモを認めず、首都トリポリでは逆にカダフィ大佐支持のデモが動員された。

 イエメン南部アデンでは、約3千人の反政府デモ隊に治安部隊が発砲。ロイター通信によると、これまでに4人が死亡、17人がけがをした。首都サヌアでも、サレハ大統領の辞任を求める約2千


http://doraku.asahi.com/hito/interview/html/110215.html

昨年歌手活動45周年を迎え、今年もますます活動的な加藤登紀子さん。慈愛に満ちたその歌声の裏には、波乱の人生を生き、愛する夫との別れをも歌に昇華する魂があった。
(取材・文/田中亜紀子 写真/小山昭人)

――2月にシングル「パーマ屋ゆんた」をリリース。BEGINの島唄のカバーですが、加藤さんの慈愛に満ちた歌声がステキです
菩薩(ぼさつ)のような(笑)。昨年は活動45周年。節目の年はいつもよりがんばってしまうので、今年は一度自分を休ませ、空っぽにして次に行くつもりだったんです。でもこの「パーマ屋ゆんた」というボールが遠くから投げられてきたのを、思わず受け取っちゃいました。

この歌は沖縄のパーマ屋のおばちゃんが、就職で本州に旅立つ、子どもの頃から知っているお嬢さんに


http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/32.html

2009年6月4日、ソウル郊外の国立がんセンターで激動の韓国現代史を疾走した一人の北朝鮮研究者が死去した。徐東晩(ソ・ドンマン)尚志大教授、享年53歳だった。
 ソウルの裕福な家庭に生まれた。名門、京畿高からソウル大へ進んだエリート学生だった。
 寡黙で内省的な性格だが、激しい情熱、精密な論理的思考の持ち主だった。朴正熙(パク・チョンヒ)政権の維新体制下で「自分も役割を果たさなければ」という責任感から1978年5月、ソウル大で民主化を求める学生デモを主導し逮捕、投獄された。父は息子の逮捕で社長を辞めざるを得なくなった。
 79年3月、懲役1年の刑の満期2カ月前に刑執行停止で釈放された。同年10月朴大統領が 暗殺され、維新体制は崩壊。
 だが、光州事件などを経て、