「整体学校 を どう評価してる?」
「どんなふうに見極めしてる?」
というはなしが仲間内でよく出ます。
その時にはなしている私なりの考えをまとめてみました。
まず、自分の目的の確認が大事です。
整体学校に通う目的はなんでしょう?
私は、
「整体や施術を
お仕事としていけるようになるため」
だと思っています。
そのためには、
「なにを、どのレベルまで、だれから、どのように学ぶのか」
が大事な評価ポイントだと認識しています。
目的のための手段として適切かを評価基準に設定します。
趣味でやるとかではないので、
プロとしての技術を身につける姿勢に応えてくれる学校
そんな学校の私なりの見極め方をまとめます
※ちなみに、「趣味からやってみる」とかだとしても、
最初から、「プロとしての技術」を学べる学校に通うことが、
絶対に後悔しない選択だと考えています。
趣味レベルまでしか身につかない学校で学んでも、
なかなか上手な施術はできなくて、
そうすると、実際には人を笑顔にする喜びも得られないので、
趣味として楽しくならないです。
人の評価が、そのままやりがいにつながるので、
「趣味としてやってみながら、
『私にもできそうだから仕事としてやってみようかな』」
とはなりません。
時間もお金も結局もったいないことになります。
なので、「趣味としてやってみようかな」であっても、
最初から「プロとしての技術」を学べるレベルの学校の中にある、
趣味用のコースがあるところをオススメします。
そして、もう一つの大事なことが、
「いくらまでお金をかけられるのか」
です
では、
①なにを
②どのレベルまで
③だれから
④どのように
⑤いくらで
についての私なりの考えを、
それぞれ掘り下げてみます
Q① なにを 学べるのか
A①.
「必須の手技」と
「プラスαの手技」の
両方が学べること
整体と解剖学(中でも、まずは、筋肉、関節、骨)が基本として必須です。
ほとんどのサロンで、
リフレクソロジーもメニューにあるサロンがほとんどなので、
手技としては、整体とリフレクソロジー、これが基本でしょうか。
そのうえで、女性セラピストであれば、
オイルマッサージ(リンパマッサージなどを含む)もあると良いでしょう。
※オイルマッサージというといろいろな名称がありますが、
アロママッサージは圧が弱いものを学んでしまい、
現場では使えないことがけっこうあるので注意が必要です。
また、現場ではカイロプラクティックやタイ古式マッサージ、パートナーストレッチも人気です。
※ただ、これらを単独で学び、就職できるサロンはまだ数が少ないので、
プラスアルファとして考えると良いでしょう。
もちろん、「コレが好き」と自信を持って言えるのであれば、
最初からタイ古式やストレッチを学んで、
そういうサロンを限定して就職先を探すのも有りです。
なので、最初に通う学校としては、
これら「必須の手技」と「プラスαの手技」がひと通り揃っているところがオススメと言えます。
そのほか、ネットを見ると、
「たった○○するだけで、ほにゃららできる」系のテクニックが見つかります。
そういうテクニックを販売しているところは、
売り方や、アピールがじょうずなので、心惹かれますよね。
でも、これらは、玉石混交(ほとんどが石の方ですが)してますが、
学ぶことの全体を木でいうと枝の部分になります。
基礎(木でいうと幹)にあたる整体や解剖学が無い状態で
末端(木でいうと枝)にあたるテクニックの部分を学んでも、
チンプンカンプンになることが多いので、
必ず先に幹を学んでから取り組むことを勧めます。
基礎を身につけることで、
玉(宝石)なのか石なのかの見極めもできるようになるでしょう。
整体学校の見極め方① なにを 学べるのか
「なにを学べるのか」
は、整体学校のホームページや、
資料請求をすることでわかります。
幹となる基礎の整体や解剖学がキチンとしているのか、
自分の関心がある手技も学べるのか
を確認してみましょう。
(この先の評価ポイントでは、 見学や体験してみないと見極められないものもあります)
今回は、
これから、整体学校に通うことを真剣に考えるうえでの、
比較検討する際の評価ポイントのひとつ目、
「なにを学べるのか」
について、書いてみました。
整体と解剖学を基本として、
お仕事としては、リフレクソロジーまでが必須の手技。
プラスαとして、
オイルマッサージや、カイロプラクティック、
タイ古式マッサージなどから、
授業を体験してみて、興味を持てそうな手技も
まとめて学べそうな学校
が、私なりの答えです。
続いて、次回は、評価基準の二つ目、
「どのレベルまで学べるのか」について
私なりの考えを書いてみます。
整体学校を比較検討する際の評価ポイント 2回目/(全5回予定):「どのレベルまで学べるの?」
追記
2023年度版、整体の学校・スクールの比較・おすすめのまとめを掲載しました。