毎朝、起きると暑さに辟易してきました。
今年は、室内楽を頑張っています。
1月くらいから、ドビュッシーのチェロソナタを職場のチェリストさんと練習はじめて、試演会。
その後、パリの国立音楽院を卒業された方に、フランス語で書かれたことなど、ドビュッシーのチェロソナタの音楽の作り方がわからなくて、教えてもらったり、来日日程が試演会の後になってしまいましたが、スイス人のフランス系の先生にレッスンを受け、「これで、いいんだ!」というくらいに、ドビュッシーの後期の作品が掴めてきました。
その後、昨年から、同級生と始めた、ブラームスのヴァイオリンソナタ1番「雨の歌」の続きを、やはり、スイス人の先生のレッスンを受け、ついに、全楽章のレッスン終了、試演会でつい先日弾いてきました。
今回、これも試演会前にドイツで学んでこられた、職場の先生に聞いていただき、アドバイスをもらったりできました。
自分の周りにこんなに、いろいろ気付きをいただける方々がいて、囲まれていたんだなあと、本当に幸せです。![]()
それが終わり、今はフォーレのヴァイオリンソナタ1番を練習始めています。
これも、スイス人の先生のレッスンを8月中に受けます。
スイス人の先生は年に何回か来日され、室内楽専門のピアニストであり、ヨーロッパの音楽院で教えていらした方。
レパートリー範囲はおそらくは器楽系で、バロックから現代まで、木管何重奏というののレッスンも聴講しましたが、ピアノがご出身でも、楽器の至ることまでご存知で、まるで、楽器の先生にレッスンを受けているような錯覚を覚えるくらい。
先日のヴァイオリンのレッスンも、私はわかりませんが、「そこ、G線じゃなくて、A線ではひけない?」とか、「ビブラートをはじめから欠け始めないとだめ」とか楽器のことをよくご存じ。
そんな方にレッスンを受けるのもこの年齢になって初めて。もう、4年前暗いからです。
ドイツで学んできた私にとって、「色をかえて」というのがドイツでも言われるが、その頻度やレベルが全然違う。
ブラームスに「光を感じて!」と言われるのは初めてだし。
ブラームスのdolceは特別でという話や、dolceは上に、空に上がっていく感じで、pは沈むようにと言われたのも印象的でした。
そんな感じに似た体験はドイツでもありました。
チェリストと一緒にロシア人の女性の先生にレッスンを受けた時にもちょっと似ている。
彼女は、「こんな感じ~」と両手をクニャクニャ動かして見せ言語ではおっしゃらない。
また、私の感覚を見て取ったのか、自宅に伺ったレッスンで、お庭に吊るしてあった、すごくいい音のする揺れると音のする飾り物を指さして、私に「あなたは、これが好きでしょう?」と聞いてきた。
ほとんど無口な私に、レッスンを受けていただけなのに、私の趣味みたいなものを見透かした先生もいた。
脱線しました![]()
もとに戻ります。
曲にもよるけれど、フランスで学んだ友人に聞けば、「光を感じて」というのはよく言われることだそうです。
ドイツでは、構造だとか、1曲中での整合性やなど、楽譜の中からこう書いてあるから、とそれに即して読んでいった先にこれが出ているからこうなるみたいな話がよくあるので、いきなりブラームスという私のイメージからは程遠い「青くて、透明感があって」とイメージを言われ、ちょっと度肝を抜かれたような・・・
留学前までは、そういうイメージ系の話、大好きだったのですが・・・
ドイツに行ったことで、ある意味、随分と自分の考え方も凝り固まってきたのかなあなんて感じました。
でも、こうして、違う文化圏の方に意見を求めるのは、スポンジのようになれ、吸収しやすく、新鮮で楽しい!
是非是非、こののちはフォーレを全楽章完成させたい!
お相手をしていただいてる同級生の友人に感謝!
相手がいてのみ、こんな長期にわたる去年からの室内楽行脚ができるわけですからね。
ソロ!
これは、弾きたいなあと思う曲はいくつかありますが、室内楽のように、1曲を複数で演奏するのが今の私には気軽で、何から何まで自分で仕上げ、責任を持つというのが、最近新しい曲の譜面を見るのに、億劫さを感じて、手が出ません![]()
でも、室内楽から、ソロに使える音色のパレットが増えたり、微妙なフィーリングも自分の引き出しが増えていいのではないかと思います。
前進あるのみ。
人生は1度きりですから。
後悔のないよう、暑いけれど、少しずつ頑張ります!