〜 コトバ箱 〜 -4ページ目

〜 コトバ箱 〜

本、詩、歌、名言……
いつだって僕らにチカラをくれる言葉たち。
感動や喜びをくれる名言から、ときにはクスッと笑えるフレーズまで
言葉とコトバとことばが詰まった〜 コトバ箱 〜の中をのぞいてください。

整理しきれない思いや考えは
未来のじぶんの素になる


――糸井重里(コピーライター)



◉解説
「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん」(映画『となりのトトロ』)といったスタジオジブリ作品のキャッチコピーをはじめ、エッセイスト、作詞家と幅広く活躍する「糸井重里」さん。そんなコトバのプロである彼のステキな名言をピックアップ。
以前、アップル社創立者のスティーブ・ジョブズが「点と点を繋ぐ」というお話を講演で語っていました。それは、大学時代にごくごく興味本位から受講していたデザインの講座が、その後のアップルコンピューターの優れたデザイン性に繋がっているというように、“一見関係のないようなこと(点)でもどのように未来に繋がるかはわからない――繋がると信じ抜くことが大事”といったもの。未来の自分のために、今から思いや考えをどんどん貯金しておきたいですね。

しかめっ面を作るには、72の筋肉が必要ですが、
笑う場合には、14で済むそうですよ

――アーニー・J・ゼリンスキー(作家・講演家)



◉解説
ベストセラー『働かないって、ワクワクしない?』の著者として知られる、カナダの作家「アーニー・J・ゼリンスキー」。“時間をクリエイティブかつ有意義に過ごす方法”を説く彼が、へぇ~っと為になるこんなコトバを言っていました。
当たり前ですが、怒ったりイライラすると疲れます……。その原因は気持ちの部分が大きい思いきや、このコトバを聞くと以外にも身体(顔)にも無理させてるんだなぁーと思い知らされますよね。人って、もともとニッコリ笑って過ごすように出来てるのかもしれません。アーニーもこう言っています。「1日中、世界と人々にニッコリしてすごしてみましょう」

184(いやよ)
+184(いやよ)
+184(いやよ)
+184(いやよ)
+184(いやよ)
+184(いやよ)
=1104(いいわよ)


――トリビアの泉(番組)



◉解説
「だめよ~、だめだめ」とは、今一番ホットなお笑いコンビ「日本エレキテル連合」さんのネタですが、これは「いやよ」です。数年前までフジテレビで放送されていた番組「トリビアの泉」でこんなコトバが紹介されていました。
“嫌よ嫌よも好きのうち”なんてコトバもありますが、口先では嫌々と言っていても本心は違ったり…というのは、本音と建前を大事にする日本ではよくあること。それを数字に置き換えてこんな風に表現するなんて!とっても面白い発想のコトバでした。

一生懸命だと知恵が出る。
中途半端だと愚痴が出る。
いい加減だと言い訳が出る。


――武田信玄(戦国武将)



◉解説
最近はゲームやアニメの影響もあり、「戦国武将」が男性だけでなく若い女子にも人気が高いそう。そんな“武将ブーム”のなかでも、不動の人気を誇るのが「武田信玄」。優れた人格と才覚をもって、群雄割拠の時世に活躍した人物です。その名言は数多く、どれも現代人の心にも響くものばかり。
ひと言に「がんばる!」と言っても、そのレベルは人それぞれ。会社や学校など大勢の人が集まる場では、まさにこのコトバ通り、知恵も愚痴も言い訳も聞こえてきます…。でも、愚痴や言い訳だけでは前には進めませんので、知恵が出せるようなモチベーションを保ちたいですね。

生きてるだけで丸儲け

――明石家さんま(お笑い芸人)



◉解説
お笑いビック3のひとり「明石家さんま」さんは、「寝てるところを見たことがないっ!」なんて言われるほど、普段からいつも笑顔でしゃべり続けているそうです。そんな彼らしい、とってもステキな名言がこちら。
なんだか聞いただけで、ニヤッとしてしまうし、同時にホーッと頷いてしまうミョーな説得力もあるコトバです。娘さんのIMALU(イマル)という名前は、このコトバにちなんで命名したとのこと。楽しいことも辛いこともあるけど、ホント“生きてる”って有難いことですよね。おっしゃる通り!