2024年5月3日
田中宿の次の海野宿は印象的だった。
宿に入る前の白鳥神社から素晴らしかったのだが、宿に入った途端、その美しさに目を奪われる。
写真を撮りながら、思わず通りかかったおばさんに「美しいですね」と声を掛けると、
「ここが本当に美しいのはね、冬の始めの電灯なの。
夕暮れ時、雪がうっすら積もった街にぼうっと灯るその灯火は、なんとも言えない美しさなの。
それは地元の人しか知ることができない絶景なのよ。」
想像するだけで鳥肌がたった。
「よかったら、うちの写真観る?」
お母さんがご自宅の入り口を開けてくれた。
そこにあったのは壁一面に飾られた写真。
アルバムか何かを見せてもらえると思っていた私たちは度肝を抜かれ、写真一枚一枚の歴史に目と耳が釘付けになった。
海野宿を楽しんだ後は、ちょうどお昼ごろに上田宿に到着。
今日こそはお昼にそばと思っていたが、美味しそうなワイナリーが出店するカフェを横目にすぎると、美味しいですよ、と声を掛けられる。
カフェの店員さんかと思いきや、隣の米屋のお姉さんだった。
お姉さんも飲みながら接客していることから、これは間違いない!
“その日の歩きが終わるまでは飲まない”という禁断のルール(なぜならその瞬間から始まってしまい、歩ききれなかったことがあるから)を破り、ランチドリンクだけはOKにして、その日の昼食にあり着いた。
これがまたサイコーにうまかった!(ワインもランチも!)
↑おしゃれカフェの2階でランチ
そんなこんなで上田を過ぎ、ちょうど疲れたころにまたほどよいカフェが。。。
オヤジ(旦那)はマジで美味しい抹茶のシフォンケーキとか食べてたけど、悔しいからその写真は割愛!
その日は千曲駅まで29kmくらい歩いて終了!
夜はクラフトビールのお店で今宵も美味しく楽しい夜を過ごした。
2024年5月4日
前日より全然短いと侮っていたが、道に迷ったり遠回りしたりで、ランチタイムにはもうヘロヘロ。
このまま辿りつけるのか不安が走るなかで、なんとか2泊した長野駅が見えてくる。
長野駅に着くと花回廊のイベント中で、道路は歩行者天国に美しい花々が迎えてくれた。
疲れた心に沁みいるぜ〜
なぜか今日は松本に宿をとってしまったので、一杯で我慢して松本に移動。
夜は結局、今回で4回目となるいつのもバルへ。
そしたら常連さんと店員さん(覚えていてくれた)と盛り上がり、今宵も最高に楽しい宴。
↑牛頬肉の赤ワイン煮が1000円とかあり得ん!しかもこのボリュームで。味も絶品。
2024年5月5日
観光して帰る予定が、GWに空いているあずさは始発しかなく、6時30分松本発。
10時には自宅に着きました⭐︎
北国街道。
食べ物ばっかあげちゃったけど、めっちゃよかった。
次回は直江津まで行きたいなー。
そしてGW最終日の今日は、物語を先に進めるべく、メールを振り返っていました。
明日からまた、続きを描きます