「手入れ」が大切 | ちびタンクのひとりごと

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先日、仕事の打合せの中で「手入れ」の話が出てきた。

人は兎角、何かを作って満足しがちである。
でも大事なのはその後で、時々、ちゃんと手入れすることが大切なんだよ、という話だった。

「手入れ」の大切さは、私の敬愛する養老孟司先生も森に対して仰っていることである。

私の今の仕事は人を相手にすることだが、森も人も同じなんだなあ、と激しく同意した。

そして新しいことをしたり、目立ったことをして外からの評価を得ようとするのではなく、これまで築きあげたものをきちんと「手入れ」し、アップデートし、さらに理想を追求するその方の姿勢に、本当に尊敬の念を抱いた。

それを貫くには誘惑も多いだろう。
こっちの方が目立つとか、お金もらえるとか、めんどくさいからこのままでいいじゃんとか。

でも、もっと上の視点で大事なことがわかっている方は、ちゃんとわかっているんだなあと、器の違いを感じさせられた。

そしてそれ(=手入れの対象)は、その方にとって大切にしたいものなのだろう。

私にとって、ずっと大切にしたいもの、もっと大切にしたいものってなんだろう?
それが何かわかったら、手に入れて終わり、惰性で終わりではなく、きちんと手入れを心がけよう。