オヤジたちの笑い声 | ちびタンクのひとりごと

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大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪

今更だけど、2023年が明けましたね。
おめでとうございます。

年末は日光街道を歩き、元旦にゴール!
あとはのんびりとした年始を過ごしました。

コロナの影響で3年間帰っていなかった実家には、成人の日の3連休で帰ることに。

けれども近づくにつれて、気持ちが沈んでいきました。

「帰りたくない・帰りたくない・帰りたくない」


別に仲が悪い訳ではなく、物のやり取りも電話もしているのに、なぜか帰省だけは気が重いのです。


だったら帰らないという選択肢を採ればよいのに、罪悪感や両親にどう思われるかを気にして、その選択も採れない。


帰ろうとしても辛いし、帰らなくても辛い。

セルフダブルバインド状態です。


帰省当日を迎えるころにはぐったり。

帰省のための電車に乗りながら、

“なんでこんなに帰るのが辛いんだろう“

と自問自答しました。



ずっと、親の顔色を見て、本当の自分を見せてこかなったこと。

少し見せると怪訝そうな顔をされて、その度に傷ついたこと。

今の自分が親が期待する自分ではないということを自覚させられること。


ああ、インナーチャイルドが疼くんだな。


どんな自分も認めて、愛して欲しかったんだな。


涙が止まりませんでした。



ひとしきり泣いたあと、電車を乗り換えたら、なぜかスッキリして、「ん?課題解決したのかな?」と思いましたが、最後にバスに乗るタイミングで、また不安が襲ってきました。


まだ足りないの?

もう一度、インナーチャイルドにアクセスしようと試みます。


ところが、実家まで1時間程度乗るそのバスの最後尾には、温泉旅行に来たのであろう5、6人のオヤジたちが大はしゃぎ。

よく見ずにグループの手前に座ってしまった私は、オヤジたちの笑い声で考えに集中できません。


うるさいと注意しようかとも思いましたが、自分が逆の立場だったら、ワクワク・ワイワイの気持ちもわかります。


仕方なくインナーチャイルドにアクセスするのをやめ、音楽を聴きながらボーッと外を眺めていると、その裏で聞こえるオヤジたちの楽しそうな笑い声に、「それでいいよね。楽しんでいいんだよね。」って浮かんできました。




すると、それまでこだわってきた両親からの愛に対しても、疑問が湧いてきます。




そもそも、今も、愛してほしいんだろうか?


過去に傷ついたのはわかる。


でも、今じゃない。


同じように傷つくことを恐れる必要があるのだろうか?


メソメソ泣いて、「私は傷ついてます」ってかわいそうがってる自分って、本当に今の私?


それ自体が、過去に囚われた演技であって、ゲームなんじゃない?


別にもう、欲しくないよね?


私への愛は、もうちゃんと自分で満たせる。


なのに何でまだ、欲しがっているふりしてるんだろう。


もうゲームはやめて、本当の幸せをとりにいこう。


オヤジたちのように、笑って楽しく過ごして良い。


それで良いじゃん。




なんだか猛烈にスッキリしました




帰省後、見える景色が変わっていました。


愛おしいな、また帰ろうって、初めて思えたかもしれません。


愛しすぎるが故に、傷つきたくなくて、遠ざけてしまったもの。


それが素直に、愛せるようになったのかな、と思います。


オヤジたち、ありがとう!


笑いは人を救う!


2023年、笑って過ごそう😘