蟻地獄の先(世界の旅~ラオス・ビエンチャン編~)第20話 | ちびタンクのひとりごと

ちびタンクのひとりごと

大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪

9月初旬以来の続きです(汗)


何を書いたのか忘れちゃって,先ほど読み直しました(笑)


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ビエンチャンからバンコクを目指す私たちは,

搭乗口の前のロビーに座り込み,

何時間そこでうなだれていたのであろうか。


離陸のめどが立った旨のアナウンスが流れたとき,

周囲は人々からの歓喜の声で,フロアの雰囲気が一変した。


しかし,私の心は,相変わらず暗雲に包まれたままであった。

そう,盗まれたカードのこと,それから盗まれなかたっかカードのことで,

思考も感情もすべてが,暗いくぐもった何かに覆われていたのだ。



しかし,飛行機は何事ももなかったかのようにビエンチャンを後にし,

1時間後にはバンコクに到着した。




成田行きのトランジット予定であった日本人は一同に集められ,

現地のタイ航空の係員に,英語でこう説明された。



”予定していたトランジットはできないので,

今日は近くのホテルに宿泊してもらいます。

明日は,朝6時までにチェックインしてください。

ボーディングビザを渡すので,こちらを見せてください。”


と。


さきほど,私のことを気にかけてくれた日本人の団体の方が,

「携帯がつながったから使う?」

と声をかけてくれた。


「大丈夫です。

ホテルに入れば,自分の部屋から電話できるので。

いろいろとありがとうございます。

本当に助かりました。」


と返した。

彼らも十分に疲れているのが,見て取れたのだ。

すでに時間は深夜1時を過ぎていた。


係員の指示に従い,マイクロバスに乗り,ホテルに案内された。

一見してそこは,バックパッカーの私が泊まることは2度とないであろう,

一流ホテルであった。


---続くーーー


早く書き終えなきゃ!


頑張ります!(汗)