廣岡璃奈の桜蕾戦戴冠に大いに沸いた静岡支部。
昨年の渡辺史哉の王位戴冠に続き、嬉しいニュースから今期がスタートした。
その活躍を見て、気持ちが奮い立ったのは若手選手だけではいない。
中堅・ベテラン選手だって次は俺が!私が!となっている。
注目の第1節!
【参戦選手】
(C1)
小林正和(北関東支部)
岡本和也
渡辺史哉
(C2)
太田昌樹
(C3)
平野敬悟
日吉辰哉(東京本部)
【結果報告】
C1 小林正和(北関東支部)
対局者 二階堂瑠美・山田学武・渡辺史哉
着順 4・③・②・4
ポイント ▲29.2(トータル▲29.2)
現在順位 25位
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前回の昇降級からタイトル戦優勝や若獅子などによる特別昇級の入れ替えもあってC1もなかなかの競争率のあるリーグとなった。
B2から直ぐに降級となっただけに個人的には今期のリーグ戦はある意味正念場という思いで会場に向かう。
しかし、入りはイマイチ。
▪️一回戦目
・東2
親からリーチを受けるも七対子テンパイで西と1sの選択。強気に行って1s単騎でリーチするもすぐに親に西をツモ切られアガリ逃しからの親が1000オールで連荘。
それがキッカケで親に勢いがついてしまい、それに比例するように持ち点も減らしていく。
迎えたオーラス
・南4東家21300持ちラス目
ドラ8m
3着目は23100持ち
9巡目
246678m22667p678s
3mと5mが2切れ
西家が五一枚持ってると思い
6m切りとしフリテン牌の8pチーするも6p食い流れ。
そして直ぐに5mツモアガリ逃しからの7s西家に放銃。※手牌に456mあり
中々の悪いスタート。
▪️2回戦目
南2ドラR
33444m666s中中 ④カン
リーチ
流局
南4七本場ドラ北
北家
2266699p ポン1pポン8p
仕掛けてこの形から
西家がドラの北切りで場に火が付く。更に親リーチも入って前半戦の勝負所。
結果は
7pも押し切った西家のアガリ※平和1000は3100の供託付き
王位様の勝負所の押し引きは見事でした。
3回戦目は
1123456s ポン東ポン白
4s
のアガリ点を守る事で精一杯で
4回戦目は手牌構想の引き出しが出てこない状況まで牌勢が落ちてしまい気づいたらラスで終わってました。
開幕戦は結果的に入りが悪かったのでこの結果は当然かなぁと思います。
かなりモヤモヤするスタートでしたがこの気持ちを晴らすのはリーグ戦しかないので次節良い状態で挑みたいと思います。
C1 岡本 和也
対局者 中川 基輝・菊原 真人・高木 規雄
着順 3・①・3・4
ポイント ▲7.8
現在順位 18位
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現王位の渡辺史哉プロ、先日に若獅子を獲得した早川健太プロがC1リーグにジャンプアップし、おじさんプロ雀士としては若い子に負けてられないと意気込んでの開幕戦。
珍しく睡眠調整も完璧で、良い対局に臨めそうと思いきや、自分の気持ちとは裏腹に牌勢は終始イマイチ…
素点を減らしても手が入るまではジッと辛抱、と思い3回戦までは耐える展開が続いていた。
第1節最終戦となる4半荘目。
東4局、10巡目辺りでツモ④→打2で以下の牌姿。
三三四四五五五七④④④44 ドラ中?
その後、他家の打三はポンテン取らずで3段目に差し掛かった14巡目にツモ四→打七!
ツモなら四暗刻、4なら出アガリでも12000(三色同刻)。しかしながら、場に打たれるのは1番安めの六のみ…。
残り牌が2枚の時に対面から3度目の六。
それまでの手牌読みでは三は他家に組み込まれているので山には無いが、4はまだ1枚は残っていそう+ハイテイは自分のため、3度目の1300点のアガりをスルー。
…ハイテイ牌に指をかける。
指先に伝わるはソウズの感触!
来たかコレ!って思ったらツモ5…
「竹の本数が一本多いよ!」と心の中で叫びながら河に置くと、中川プロから「5200」の発声(タンヤオ・ホウテイ・一盃口)。
「あ〜、3回も見逃しかけたから麻雀の神様に愛想尽かされたわ」と思っていたが、次局の南1局の局終盤に、
234456南南北北北発発 ツモ発 ドラ南
の3000・6000。
素点復活したと思った親番では、しっかり2000・4000を親被り。
その後、多少の失点はあったものの、オーラスは25700点持ちの沈みの3着目。
5200以上をアガリたい所だったが、ピンズのツモが良く伸びたためチンイツまで一直線。
①②③③③③⑤⑤⑥⑦⑧⑨⑨ ドラ二
8巡目に4枚目の③を引いて、⑤と⑨のシャンポン待ちでテンパイ。テンパイ入った瞬間に下家の中川プロからリーチ。
⑤は不明、⑨は山に2枚 or 0枚(他家にトイツで持たれてる)と思いながら、勝負局だからオリ無し!と思っている所にツモ④。
⑤はリーチしている中川プロの中筋。
ツモ④→打⑤として自身で7枚使っている③⑥⑨待ちに変化させて、あとは巡り合い上等とばかりに押すも、中川プロの1000・2000のツモアガリで決着。
開幕戦は、もはや得意と言っても過言でない一桁マイナスのスタートとなった。
ただ、自分の読みを信じて戦えていたのは良かったと思う。
猛者ばかりのC1リーグではあるが、2節目以降も気持ち負けずに精一杯戦っていきたいと思う。
C1 渡辺史哉
対局者 小林正和・二階堂瑠美・山田学武
着順 3・②・3・2
ポイント ▲16.2
現在順位 20位
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王位戦で優勝したことで今期はD3からC1にジャンプアップした。
与えられたチャンスを活かせないとこの世界では生き残れない。
昇級してすぐに降級なんて結果は絶対に残さないとぞという気持ちで臨んだ。
とにかく+で第1節を終わらせたいと思っていた。
一回戦目は二階堂プロと山田プロの連荘で点棒を削られる展開だった。
ラス目で迎えた南1局の親番も先制リーチを打つも、二階堂プロに無筋を何枚か押し切られ1000点の放銃で終えた。
そんな中迎えた南3局2本場供託2本、親に仕掛けが入るが、自分も六九待ちで聴牌する。
しかし相当手応えのない聴牌だった。
九はドラで1枚切れ、六は3枚切れ。
發がアタマなので役もない。
その後の変化も見据えて、とりあえずダマもある牌姿だったがリーチを打った。
結果は九をツモって1000・2000で最高の結果になったがギャンブル感が否めなかった。
二回戦目はオーラス7本場が勝負所だった。
下家の北家の小林プロがピンズの染め模様の河でドラが北の局面。
自分は少し浮いてる3着目だっだが、③⑥待ちの平和聴牌で配牌から抱えていたドラの北を切った。
小林プロは③が既に余っていて聴牌している確率は高いと思っていたが、ツモるとトップになるし、+で終えるためには、いつかリスクを負わなければいけないという思いで勝負にいった。
ドラの北打ちの同巡にダンラスの親からリーチが入り、持ってくる⑦。
親には現物だが、これも小林プロに打ちづらかった。
少考するもこれも押し切った。
結果は1000は3100を親からアガれて、浮きの2着で終えられた。
プロ人生で1番押した局だったと思う。
三回戦目は東3局にチャンタ三色ドラ1の聴牌が入るも、ドラを持ってきてツモ切ると親にタンヤオ七対子ドラドラの12000を放銃する。
東場の親番で258待ちの2が2枚切れで5と8なら三色というノベタン3面張を聴牌する。
下家の小林プロがソウズの染め模様だが5を切っていて現物という局面。
8は期待できないが5なら拾えそうだと思い、出上がり7700の黙聴を選択するもすぐに小林プロに2000・3900を和了されてしまう。
その後点棒を増やして34000点の2着目で迎えたオーラスの親番でトップ目の二階堂プロからリーチが入り、その瞬間はベタオリして2着に甘んじようと考えていたが、1シャンテンになり筋の⑧を切るとロンの声。「ロン8000。」ポイントを稼ぎたいという気持ちと、これくらいの牌はという甘い気持ちが最悪の結果につながった。
自分の長所だった守備力がここにきて気持ちの焦りが原因で崩れてしまった。
防げる放銃だったはず、否、今まで防いできた放銃だった気がする。
四回戦目は可もなく不可もないできだった。二階堂プロの派手な和了を横目で見ながら要所で捌き手をアガって沈みの2着を死守できた。
1日を終えてみて信じられないくらい自分に落ち着きがないのを感じた。
気持ちが前のめりになり過ぎていてる気がする。
確かに前のめりだった結果、聴牌料をいつもより多くもらえ、いつもならベタオリしていた局面も押し切って和了できた局面があったが致命的すぎる放銃がやはり記憶に残る。
いつも通りの麻雀ではなかった気がする。来月は落ち着きのある麻雀を打てるように心の準備が必要だ。
C2 太田昌樹
対局者 船木伸一・奈良圭純・林潤一郎
着順 ①・3・4・①
ポイント +26.0
現在順位 10位
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久しぶりのリーグ戦ということもあり、かなり慎重に1回戦に入った。
そのせいで目に見えるアガリ逃しをした場面もあったが、しっかりトップが取れ一安心。
気の緩みからか2回戦に痛恨の11600を放銃してしまいやり直し。
3回戦はオーラスにトップ目からラス目に7700移動した事により▲0.8のラスに。この辺りからアガリたい手牌でアガリが付かず、悪い雰囲気を感じていた。
最終戦、東3局親番。
5巡目にカン⑥をチーして⑥⑨待ちのダブ東ドラ1のチーテンを取るのだがツモることが出来ず、周りには押され劣勢を感じているところに打たれたダブ東を大明カンして相手にプレッシャーをかけるとこれが功を奏して2600オールのツモアガリ。
その後も連続してアガリ大きなトップとなった。
やはり東京のリーグ戦に出ると身の引き締まる思いになる。
来節からもしっかり闘いたいと思います。
C3 平野敬悟
対局者 越野智紀・渡辺英梧・伏見誠一郎
着順 4・3・2・2
ポイント ▲35.1
現在順位 31位
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最近の公式戦は全くいいところがない。自分なりに色々考えて今日を迎え、集中して麻雀を打てていたと思う。
自分のやりたい事はやったつもりだったが、最後の一牌がやたらと遠かった。
親被りも信じられないくらいした。
それでも三回戦と四回戦はもう少し上手くやれば浮くことはできたので、そこは反省点。
リーチ判断や押し引きの判断、手組みの仕方などで難しい場面が多く、目に見えて逆を引くとやっぱりキツいものがある。
また降級ラインスタートだが、しっかり修正します。
C3 日吉辰哉(東京本部)