第36期 鳳凰戦 前期 (B1〜C2)第2節 結果報告 | 静岡支部員のひとりごと

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今期1節終了時の注目は、なんといってもC2で好スタートを切った鈴木郁・太田・日吉の三人か!?

三人は長い間、静岡で苦楽を共にしてきた。
だが、三人ともに今の位置で満足などできるはずもない。

お互いに刺激を与えつつ、今期こそは昇級といきたい!

【今期の成績】

C1
鈴木 秀幸     +6.2  16位
相沢かおる   ▲26.4  28位
藤本哲也      ▲43.7  31位

C2
鈴木郁孝    +76.2    1位   
太田昌樹    +54.2    3位
日吉辰哉     +18.2  18位
岩井健太    ▲44.4   41位
 
E
青嶋宏樹    +39.4  5位


【第1節 結果報告】


C1 

鈴木 秀幸
対局者  石立 岳大・蛯原 朗・内田 美乃里
着順          ①・②・①・②
ポイント     +57.5  (トータル +63.7)
現在順位     3位     13ランクup↗︎

コメント

前節、調子悪いながらも辛くも+域で終えた中、今節のテーマは自分にあった戦法に原点回帰するであった。
思えば、B2リーグの時は勿論手合いがら強いこともあるが、1日に何回か無理攻めと思われても仕方ない形だけの麻雀を打つ局面があり、そこから致命的な放銃をしていた気がする。
私は本来+50以上叩いてみたいなタイプではない。どこか精神的な余裕を失っていたと思う。
今日の面子は比較的になんでもやってくるタイプが揃ったから、対応しすぎないようにそれでいてきちんとメリハリある麻雀をするように心がけた。

1回戦
三者に仕掛けが入っている中、メンピンドラ2でリーチを打ち、これにアガリがつく。
1回戦は、そのアガリと親のリーチのみをツモった1000オールでトップ。

2回戦・3回戦はほとんどが守り、受けの時間帯。
ラッキーだったのは4000オールをツモられても2000のアガリ一回とテンパイ料などで浮き、脇決着が非常に多く、点棒が削られなかったことだろう。
2回戦・3回戦ともに30100点、30100点^_^
としのげたのが、非常に大きかった。

4回戦は受けながらのタンヤオツモなど、我慢しながら4万点オーバーし、終われば一人浮き。

1日通して展開が向いたこともあるが、我慢するこの形が今の私にはあっているのかもう少し試していきたい。



C1

相沢 かおる
対局者    中村 毅・二階堂 瑠美・石橋 和也
着順       2・①・4・①
ポイント    +0.7   (トータル ▲25.7)
現在順位    22位    6ランクup↗︎

コメント

プロリーグ第1節は反省一局、猛省一局の▲26.4。
プロリーグ第2節。
負けると次節は下位卓になるのでマイナスはしたくない今節。
出だしの牌勢は中の下。

2回戦目・東4局 親番
仕掛けた石橋プロのターツ選択を見抜き、ヤミ満貫を決めるなど、まあまあ順調にトップで終えて好気配。

しかし、
3回戦目・東二局 西家
北家の中村プロが小四喜をツモ
東南南南西西西  333ポン 北北北ポン
東ラス親番では早いヤミ7700点を放銃するなど、ノー和了のまま。
オーラスの親番は、二階堂プロの満貫仕掛けに防戦一方。
そこで事件が発生。
石橋プロが入り目の6にロンをかけ、錯和でやり直しとなる。
チャンスと思ったその局は、
四五六七八③③③34566
ドラは無いものの2巡目リーチ。
ところが、10巡目に石橋プロに2600点を放銃。
5000点を割るラスを引き、消沈するもまだ第2節。

4回戦目も粘り強くやや攻めっ気の正攻法で打ち、トップで終えた結果は、+0.7。
数字は地味ですが価値のある浮きと思い、来節につなげていきたいと思います。


C1

藤本 哲也
対局者 佐山 竜介・松崎 良文
               田中 史孝・川口 亮雅
着順        ①・②・①・3
ポイント +40.3  (トータル ▲3.4)
現在順位 19位   12ランクup↗︎

コメント

1半荘目 オーラス 北家 14巡目
一三(12399)123789 ツモ 五 ドラ五
自分が38000点持ちくらいのトップ目。
ラス目の親リーチを受けた直後のこの手。
これは悩みました。
巡目、形、打点、行くも行かないもありだとは思ったのですがオリました。
結果はおそらく自分のアガリ逃しもなく、横移動の親のアガリでしたが、モヤモヤしてました。

3半荘目 オーラス 親 配牌
一ニ三四五六七(678)3357  ドラ8
40000点持ちトップ目。
ダブル立直しないこともあるのかなと思いながらのダブル立直。
結果一人テンパイの流局。
見た目はアガリ逃しもなかったのですが、モヤモヤしてました。

自分のよくないのはモヤモヤしちゃうところだと思っているのです。
次節はモヤモヤしない気持ちで臨もうと思います!


C2

鈴木 郁孝
対局者     野方 祐介・石原 康申・林 俊宏
着順               4・3・4・①
ポイント      ▲41.5(トータル +34.7)
現在順位        14位      13ランクdown↘︎

コメント

前節戦って+76.2という数字を叩き、トップスタートで迎えた第2節。
楽しみで仕方がありませんでした。
最近の調子も悪くない、今日もできる限り戦ってやるぞ、そんな気持ちで臨みました。

結果だけ書くと最終戦トップを取ったにもかかわらず▲41.5。
同卓者の林さんに100ポイントオーバーされる始末!

明らかに林さんの調子が良い、自分も悪くないと感じたが、今日は相手が悪すぎました。

自分がもう少し、林さんに対して戦わない選択肢をしていれば違う展開になっていたと思います。
感じておりましたが、その選択肢をする気がありませんでした。

3回戦が終わり▲60オーバー。
4回戦も林さんの3900オールスタート。
物凄く苦しかったが、絶望感はありませんでした。
苦しい中で戦い続け、ようやく本手もアガることができ、トップで終わることができたのは次につながっていると思います。

今日は負けました。
敗因は判断力だと思います。
まだ3節、残ってます。
ポイントは減らしましたが昇級は諦めてません。

精進して来月に臨みたいと思います!
応援よろしくお願い致します!



C2

太田 昌樹
対局者     斉藤 等・三田 不二夫・北条 恵美
着順        ②・②・4・②
ポイント     +4.8  (トータル +59.0)
現在順位     8位    5ランクdown↘︎ 

コメント

開局、親のリーチに放銃し、12000のビハインドから始まった第2節。
この放銃もそうなのだが、悲観的に捉えるような事もなく、落ち着いて対局に臨めたと思っている。
ただ、ドラドラだった時に手がぶつかる場面が多くあり、3回戦のラス落ちした時もドラドラであっても、もっと引いて打ってもよかったのかなと後に思う。(この時メンピンイッツーの7700を放銃しました)

残り半荘12回。
しっかり打って昇級を目指したいと思います!


C2

日吉 辰哉
対局者   越野 智紀・東 幸一郎・上村 慎太郎
着順       3・②・3・3
ポイント      ▲27.6  (トータル ▲9.4)
現在順位      25位    7ランクdown↘︎

コメント

非常に厳しい戦いを強いられた。
かなり堪えたと思うが、このマイナスポイントはいただけない。
1人ノーテンとなるケースが多く、序盤の手組に課題が残った。

あと3節、上をみて戦うだけである。


C2

岩井 健太
対局者     
着順        ①・4・4・3
ポイント   ▲44.4
現在順位    41位

コメント


E

青嶋 宏樹
対局者     金子 正明・一ノ瀬 由梨・長井 梨世
着順         3・3・3・3
ポイント     ▲15.8  (トータル +23.6)
現在順位     9位    4ランクdown↘︎

コメント

今日は苦しい1日で結果的には耐えた方だとは思う。
ツイているときに多く勝ち、ツイていない日に負けをどれだけ減らせるかが麻雀プロ。
実力が試されているような気がした。
そういう意味では、1人を勝たせすぎたのは今日の自分はしっかり打てていなかった証拠。

耐えたといってもその展開を作ったのは自分かもしれないし、うまく打てれば自分が相手のポイントくらい勝てたかもしれない。

今日は原点が遠かった。
やはり、原点を持っているのといないのでは大差があるし、今の自分には原点を超える力が足らなかった。

2半荘目は失敗?したと感じる局が多かった。
分岐点は2半荘目にあったはず。
駄目なら駄目なりの、失敗したら失敗したなりの打ち方にシフトチェンジができなかった。
そこからは相手のペースで嵐が過ぎ去るのを待つばかりであった。

今日の反省を生かし、状況に応じていろんな引き出しが開けれるように精進し、次に繋げられる麻雀を打っていきたいと思う。



【編集後記】

C2の三羽ガラスは今節は消化不良だったようだ。
しかし、まだまだ上を臨める位置。
しっかりとその背中を見せて欲しい。

今期から相沢・藤本もコメントを寄せてくれている。
上位リーグらしく状況を踏まえての反省が上手く、その考え方は非常に参考になる。

本当に頼もしい先輩ばかりで感謝である。
後輩である私たちもしっかり続いていきたい。