「眼瞼下垂手術はどの程度長持ちしますか?」 | 静岡厚生病院・形成外科の日常|眼瞼下垂症・美容診療レポート

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いろいろな治療で地域の皆様に貢献していきたいと思います。
当院では、眼瞼下垂・逆さまつ毛・瘢痕形成・ほくろ・いぼなどの保険診療から、ヒアルロン酸・ボトックスなどの美容医療まで幅広く対応しています。

「眼瞼下垂手術はどの程度長持ちしますか?」

 

 外来診療の場で最もよく聞かれる質問のひとつ。

 

眼瞼下垂手術は人工骨頭や眼内レンズのように機能的な人工物を埋め込む手術ではありません。

 

したがって「耐用年数」という概念はありません。

 

なので「10年経ったら電池が切れるようにパタリとまぶたが下がってくる」なんてことはありません。

 

ある人が包丁で指を切り、出血。縫合処置をしました。縫合処置の効果が10年で切れて再び傷が開くでしょうか?

 

そんなことはないですよね。だから安心してください。

 

しかし!眼瞼下垂になりやすい原因があれば再び進行します。まぶたをゴシゴシこすったりしていればやはり再発するでしょう。

 

プラス!加齢した分は変化します。10年経てば10年分全身で歳を取ります。目は落ちくぼみます。横幅も小さくなります。

 

ですが年齢応分であれば大丈夫。無理に二回目の手術をする必要はありませんよ。

 

形成外科医金沢より。

 

 

追伸

 

お昼にトコトコ。この界隈はお茶の香りに包まれることがあります。住所も文字通りの茶町。

 

『前田金三郎商店』の看板が目に入ります。

 

茶町KINZABURO

 

 

 

 

お茶クリームがワッフルにふんわりと包まれています。

 

上品な甘さ。羽の生えたような軽やかさに優しさを感じます。

お試しあれ。