眼瞼痙攣に対する過剰収縮している筋肉切除 | 静岡厚生病院・形成外科の日常|眼瞼下垂症・美容診療レポート

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いろいろな治療で地域の皆様に貢献していきたいと思います。
当院では、眼瞼下垂・逆さまつ毛・瘢痕形成・ほくろ・いぼなどの保険診療から、ヒアルロン酸・ボトックスなどの美容医療まで幅広く対応しています。

小泉正樹です

眼瞼痙攣に対して


眉毛下制筋・眼輪筋の一部・皺眉筋を切除しました。

手術前

開瞼
図6
閉瞼
図4
上方視
図5


手術後 3か月
開瞼
図3
閉瞼
図1
上方視
図2


眉毛上切開で皮膚を切除しながら 筋肉を切除しました

楽に目が開くようになったそうです

眼瞼周囲のしわも劇的に改善しています

ただ、おでこのしびれがまだ残ってます。

眼瞼痙攣に対してADMというミューラー筋の感度を弱める手術を

行うことが多いですが

この症例のように眉間のしわを中心に しわがおおく

筋肉の収縮が強いと推測される場合には、

筋肉切除を行います。

皺眉筋は完全除去を目指していますので

しばらくおでこがしびれてしまうのは仕方ありません。

少しずつ回復してきます。

眼輪筋と眉毛下制筋は捨てられてしまいました。
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  小泉正樹